概要:
生物工学の基礎となる生体成分の分離精製と分析、および酵素反応についての実験を行い、機器を用いた生化学に関する実験操作を修得する。
授業の進め方・方法:
下記4テーマを班ごとに行う。
1)ブラッドフォード法によるタンパク質の定量、2)ビタミンB類の高速液体クロマトグラフィー、3)PCR法を用いた遺伝子増幅、
4)TOC計を用いた水質分析
注意点:
実験目的と操作、測定データ、データ整理、まとめを実験ノートにしっかり記載すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 分析化学実験 | 代表的な定性・定量分析装置としてクロマト分析(特にガスクロ、液クロ)や、物質の構造決定を目的とした機器(吸光光度法、X線回折、NMR等)、形態観察装置としての電子顕微鏡の中の代表的ないずれかについて、その原理を理解し、測定からデータ解析までの基本的なプロセスを行うことができる。 | 4 | 前2 |
代表的な定性・定量分析装置としてクロマト分析(特にガスクロ、液クロ)や、物質の構造決定を目的とした機器(吸光光度法、X線回折、NMR等)、形態観察装置としての電子顕微鏡の中の代表的ないずれかについて、その原理を理解し、測定からデータ解析までの基本的なプロセスを行うことができる。 | 4 | 前2 |
固体、液体、気体の定性・定量・構造解析・組成分析等に関して必要な特定の分析装置に関して測定条件を選定し、得られたデータから考察をすることができる。 | 4 | |
固体、液体、気体の定性・定量・構造解析・組成分析等に関して必要な特定の分析装置に関して測定条件を選定し、得られたデータから考察をすることができる。 | 4 | |
生物工学実験 | 適切な方法や溶媒を用いて、生物試料から目的の生体物質を抽出し、ろ過や遠心分離等の簡単な精製ができる。 | 4 | 前2 |
適切な方法や溶媒を用いて、生物試料から目的の生体物質を抽出し、ろ過や遠心分離等の簡単な精製ができる。 | 4 | 前2 |
分光分析法を用いて、生体物質を定量することができる。 | 4 | 前2 |
分光分析法を用いて、生体物質を定量することができる。 | 4 | 前2 |
クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。 | 4 | |
クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。 | 4 | |
酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。 | 4 | |
酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。 | 4 | |