工業英語

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 工業英語
科目番号 0096 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造工学科(化学・生物コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 國安均「化学英語101 リスニングとスピーキングで効率的に学ぶ」化学同人
担当教員 阿部 達雄

到達目標

(1) 英語の基本的な文法や単語を使いこなすことができる。専門的な用語を理解し活用できる。
(2) 科学に関するニュースや記事を読み、内容を理解して、英文要約ができる。
(3) 基本的な単語や専門的な用語のリスニングとスピーキングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学に関するニュースや記事について、辞書なしで内容を理解し、要約して他者に説明ができる。科学に関するニュースや記事について、辞書を使えば内容を理解し、要約して他者に説明ができる。科学に関するニュースや記事について、辞書を使っても内容が理解できない。
評価項目2基本的な単語や専門的な用語を辞書などを見ずに使うことができる。基本的な単語や専門的な用語を辞書などを見ながら使うことができる。基本的な単語や専門的な用語を辞書などを見ても使うことができる。
評価項目3基本的な単語や専門的な用語を聞いて理解でき、ネイティブにも通じる。基本的な単語や専門的な用語を聞きとれ、日本人には通じる。基本的な単語や専門的な用語を聞きとれず、日本人にも通じない。

学科の到達目標項目との関係

(F) 論理的表現力と外国語によるコミュニケーションの基礎能力を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語の基本的な文法や単語・専門的(化学)な用語について発音を含めて学習・復習する。最終的には、科学に関する記事や論文を教材とし、その内容を理解し、英文要約して他者に説明をする力をつける。
授業の進め方・方法:
教科書のCDをリスニングおよびスピーキングを繰り返しながら、耳と舌で英語に慣れていく。
与えられたトピックについて、自分で辞書などを用いながら内容を理解していく。
期末試験(70%)、自学自習テスト(30%),で評価する。60点以上を修得単位とする。
注意点:
*本講義は、Blackboardを用いて行われます。
参考書:伊藤浩一、蒲池幹治「化学英語文献への誘い-英語演習を通して化学を学ぶ」三共出版

事前・事後学習、オフィスアワー

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
基本的な文型
文型について理解できる
2週 発音の基本
・母音の発音
日本語と英語の違いを理解し、母音の正しい発音ができるようになる。
3週 発音の基本
・子音の発音
子音の正しい発音ができるようになる。
4週 化学の基本単語 ・接頭語、元素、化合物 接頭語、元素、化合物の用語を使うことができる。
5週 化学の基本単語 ・反応名、器具、よく使う単語 反応名、器具、化学でよく使われる単語を扱うことができる。
6週 化学の基本構文1
基本的な構文を聞いて、理解できる
7週 化学の基本構文2 基本的な構文を聞いて、理解できる
8週 化学の基本構文3 基本的な構文を聞いて、理解できる
4thQ
9週 化学の基本構文4 基本的な構文を聞いて、理解できる
10週 化学の基本構文5 基本的な構文を聞いて、理解できる
11週 化学の基本構文6 基本的な構文を聞いて、理解できる
12週 化学英語の文章1 教科書に書かれている英文をリスニングして英語をそのまま理解できる
13週 化学英語の文章2 教科書に書かれている英文をテキストを見ながら何度か音声を聞き理解を深めることができる
14週 化学英語の文章3 教科書に書かれている内容をスピーキングすることができる
15週 化学英語の文章4 教科書に書かれている内容を再生する音声に重ねて読むことができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。4
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。4
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。4
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。4
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。4
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。4
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。4
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。4
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。4
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。4
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。4
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。4
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。4
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。4
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。4
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。4

評価割合

試験小テスト合計
総合評価割合7030100
基礎的能力401050
専門的能力201030
分野横断的能力101020