到達目標
地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について知り、科学的な視点から説明できる。ヒトの生活と生態系の関わりを環境科学的側面から考えられる。かけがえのない地球環境(大気圏、水圏、生物圏)の現状認識と環境問題の解決策について考察できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
地球的規模の環境問題、国内外の環境問題 | 地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について知り、科学的な視点から説明できる。 | 地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について知り、例を挙げて説明できる。 | 地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について説明できない。 |
ヒトの生活と生態系の関わり | 生態系の成り立ちについて理解し、その保全の意義、具体的な方策について考察できる。 | 生態系の成り立ちについて理解し、その保全の重要性について説明できる。 | 生態系の成り立ちについて理解していない。 |
地球的規模の環境問題、国内外の環境問題 | 地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について知り、その原因と解決策について自分の考えを述べられる。 | 地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について知り、何が問題か例を挙げて説明できる。 | 地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
(E) ものづくりに関する幅広い対応能力を身につける。
説明
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教育方法等
概要:
地球的規模の環境問題、国内外の環境問題について学ぶ。地球環境(大気圏、水圏、生物圏)の基礎知識を学び、その環境にまつわる問題の解決策について、科学的知見をもとに考察する。
授業の進め方・方法:
試験80%, レポートの提出20%で総合的に評価する。総合評価60点以上を合格とする。
注意点:
積極的な質問を歓迎します。事前に次の講義の範囲を予習してきてください。
事前・事後学習、オフィスアワー
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地球環境問題、何がどう問題なのか |
世界を取り巻く地球環境問題にはどのようなものがあるか説明できる。
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2週 |
公害と環境汚染 |
日本の公害の歴史、公害と環境汚染の今について概略を説明できる。
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3週 |
大気汚染 |
大気汚染の問題点について説明できる。
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4週 |
地球温暖化 |
地球温暖化がおこる仕組み、地球温暖化がもたらす影響について説明できる。
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5週 |
陸水・海洋環境 |
陸水と海洋環境の成り立ち、海洋酸性化などについて説明できる。
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6週 |
地球のエネルギー資源 |
地球上のエネルギー資源にはどんなものがあるか、エネルギー資源はなぜ限られているのか説明できる。
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7週 |
オゾン層の役割 |
オゾン層の役割、これまでの変化、オゾン層破壊がもたらす地球への影響を説明できる。
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8週 |
生態系とは何か・物質循環 |
生態系とは何か、地球規模の物質循環(特に炭素、窒素、硫黄)について説明できる。
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4thQ |
9週 |
生態系の危機 |
生態系の危機とは何か、どのような対策が考えられるか説明できる。
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10週 |
ゴミ問題 |
陸上、海洋におけるゴミ問題について具体例を挙げて説明できる。解決策を提案できる。
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11週 |
水の危機の時代・水資源 |
水資源の重要性について認識し、何が問題か説明できる。
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12週 |
ヒトの健康と環境 |
地球環境問題がヒトに与える影響について例を挙げて説明できる。
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13週 |
自然災害と環境 |
自然災害が地球環境問題とどのように関連しているか、説明できる。
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14週 |
環境保全に対する人間社会の取り組み |
環境保全に関する社会や企業の取り組みについて知り、私たちに何ができるのかを考え提案できる。
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15週 |
学年末試験 |
地球環境問題について多角的な視点から自身の考えを述べられる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。 | 3 | |
太陽系を構成する惑星の中に地球があり、月は地球の衛星であることを説明できる。 | 3 | |
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 3 | |
地球は大気と水で覆われた惑星であることを説明できる。 | 3 | |
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。 | 3 | 後3 |
陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。 | 3 | 後3 |
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。 | 3 | |
地球の内部構造を理解して、内部には何があるか説明できる。 | 3 | |
マグマの生成と火山活動を説明できる。 | 3 | 後3 |
地球上の生物の多様性について説明できる。 | 3 | |
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。 | 4 | |
大気圏の構造・成分を理解し、大気圧を説明できる。 | 4 | |
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。 | 4 | |
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。 | 4 | |
生態系の構成要素(生産者、消費者、分解者、非生物的環境)とその関係について説明できる。 | 3 | |
生態ピラミッドについて説明できる。 | 3 | |
生態系における炭素の循環とエネルギーの流れについて説明できる。 | 3 | |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | |
有害物質の生物濃縮について説明できる。 | 3 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 50 | 15 | 0 | 0 | 0 | 65 |
分野横断的能力 | 20 | 5 | 0 | 0 | 0 | 25 |