エネルギー変換工学

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 エネルギー変換工学
科目番号 0110 科目区分 専門 / 分野必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造工学科(化学・生物コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 配布資料
担当教員 荒船 博之

到達目標

・エネルギーの性質を理解し説明できる。
・エネルギーシステムと資源の状況を理解し説明できる。
・エネルギー変換の技術を理解し説明できる。
・エネルギー技術と地球環境問題との関連を理解し説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1エネルギーの性質と資源の状況を理解し,エネルギーと資源の消費量の工学的関連法則を説明できる。エネルギーの性質と資源の状況を理解できる。左記ができない。
評価項目2エネルギー変換技術(熱機関)を理解し,各種の性能を説明できる。エネルギー変換技術(熱機関)を理解できる。左記ができない。
評価項目3エネルギー技術と地球環境問題との関連を理解し,影響に関わる法則を説明できる。エネルギー技術と地球環境問題との関連を理解できる。左記ができない。

学科の到達目標項目との関係

(E) ものづくりに関する幅広い対応能力を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
エネルギー資源の現在の状況把握から将来の課題を学び,資源利用の効率的な方策を考察する。さらに,熱機関をはじめとする代表的なエネルギー変換の方法,再生可能エネルギーの活用について学ぶ。また,現在のエネルギー使用の状況とそれにより生じている環境問題との関係について考察する。
授業の進め方・方法:
以下の内容で授業を進めていく
(1)板書およびスライドを使った講義
(2)補足プリントを使った解説・演習
(3)課題レポート
注意点:
(評価方法)期末試験35%、レポート35%、提出物20%、授業態度10%で評価する

事前・事後学習、オフィスアワー

(事前・事後学習)本科目は学修単位の講義であるため、講義で保証する学習時間と予習・復習に必要な標準的な学習時間の総計が、45時間に相当する学習内容である。
そのため、事前学習の課題設定、事後学習の課題の見直しにより理解を促す。
(オフィスアワー)講義日の16:00~17:00。その他随時受付

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 エネルギーの概念と日常生活 エネルギーの概念と日常生活について理解できる
2週 エネルギー工学の技術史 エネルギー工学の技術史について理解できる
3週 エネルギーシステムと資源 エネルギーシステムと資源について理解できる
4週 エネルギー変換の技術 エネルギー変換の技術について理解できる
5週 化石燃料と燃焼およびエネルギー技術と環境問題 化石燃料と燃焼およびエネルギー技術と環境問題について理解できる
6週 再生可能エネルギーシステム(1) 再生可能エネルギーシステムと原子力エネルギーシステムについて理解できる
7週 期末試験
8週 再生可能エネルギーシステム(2) 再生可能エネルギーシステムについて詳しく説明できる
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学ライフサイエンス/アースサイエンスライフサイエンス/アースサイエンス地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。3

評価割合

試験レポート提出物出席合計
総合評価割合35352010100
基礎的能力1510151050
専門的能力15155035
分野横断的能力5100015