バイオテクノロジー

科目基礎情報

学校 鶴岡工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 バイオテクノロジー
科目番号 0144 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学科(化学・生物コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員作成資料
担当教員 加来 伸夫

到達目標

遺伝子の組み換えによるバイオうテクノロジーの基礎技術を説明することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1DNAの損傷と修復を例を示して具体的に説明できる。DNAの損傷と修復の概略を説明できる。例示はできない。DNAの損傷と修復について説明できない。
評価項目2酵素を用いた遺伝子組み換えを技術を宿主,ベクター,クリーニングなどの専門用語を使って正確に説明できる。遺伝子組み換え技術の概略を説明できる。遺伝子組明け技術を説明できない。
評価項目3バイオテクノロジーのバイオテクノロジーの応用例をあげ課題についても提示できる。バイオテクノロジーの応用例を示すことができる。バイオテクノロジーの応用例を示すことができない

学科の到達目標項目との関係

(D) 専門分野の知識と情報技術を身につける。 説明 閉じる

教育方法等

概要:
遺伝子組み換えの基礎となるDNAの損傷を理解し、酵素を用いた遺伝子組み換え技術の基礎理論を学ぶ。さらに、実際のバイオうテクノロジーの応用例と今後の課題についても学ぶ。
授業の進め方・方法:
配布する資料を用いて行う。
注意点:

事前・事後学習、オフィスアワー

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 有用生物の取得と育種 バイオテクノロジーに関連する有用な生物とその取得および育種法について理解できる。
2週 突然変異 突然変異の事象を例示して説明できる。
3週 DNAの損傷と修復 DNAの損傷と修復をDNAの構造変化から説明できる。
4週 遺伝子組み換え1 遺伝子組み換えの理論を分子生物学的に説明できる。
5週 遺伝子組み換え2 同上
6週 遺伝子工学で使われる酵素1 工学的な遺伝子組み換え技術で用いられる酵素の働きを例示して説明できる。
7週 遺伝子工学で使われる酵素2 同上
8週 宿主とベクター1 宿主とベクターの作用機構を説明できる。
4thQ
9週 宿主とベクター2 同上
10週 遺伝子導入法 遺伝子導入方法について具体例を示して説明できる。
11週 遺伝子クローニング 遺伝子のクローニングについて具体例を示して説明できる。
12週 遺伝子解析法1 遺伝子導入方法について「具体例を示して説明できる。
13週 遺伝子解析法2 遺伝子解析の方法を具体例を示して説明できる。
14週 バイオテクノロジーの応用と課題1 実際にバイオテクノロジーを応用しで生産されている例を示し、今後の課題について提示できる。
15週 バイオテクノロジーの応用と課題2
および試験
同上
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野基礎生物DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。4
DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。4
ゲノムと遺伝子の関係について説明できる。4
ゲノムと遺伝子の関係について説明できる。4
生物化学ヌクレオチドの構造を説明できる。4
ヌクレオチドの構造を説明できる。4
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。4
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。4
DNAの半保存的複製を説明できる。4
DNAの半保存的複製を説明できる。4
RNAの種類と働きを列記できる。4
RNAの種類と働きを列記できる。4
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。4
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価レポートポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力0000000
専門的能力80002000100
分野横断的能力0000000