到達目標
前期および後期10週:複数の部品から構成されるユニットについて、各種規格を調べ、加工・組立手順を考慮した構想図・部品図を描く。後期5週:2次元CAD(JWCAD)の操作方法を学ぶ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | はめあいや幾何公差を理解して,加工・組立を考慮した図面を自ら 作成・検図できる. | 他部品との関係を意識して,部品の形状・寸法を定め,正しく図面に表すことができる. | 左記ができない. |
評価項目2 | 2次元CADを用いて、製図を作成できる。 | 2次元CADを用いて、正確な図を作成できる。 | 左記ができない。 |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
前期:複数の部品から構成されるユニットについて,各種規格を調べ,加工・組立手順を考慮した構想図・部品図を描く.また,検図に必要なチェックシートを作成し,自ら検図する.
後期:2D-CAD(JWCAD)と3D-CAD(SolidWorks)の操作方法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
1. 加工・組立手順を考慮した構想図・部品図を描くとともに, 検図に必要なチェックシートを作成し,自ら検図する.
2. . 製図室のパソコンを用いてCADの操作の使用方法を習得する.
注意点:
1. 前期については,設計製図の正確さ・部品形状の適切さ40%,各種規格・記号等の理解度10%で,2つの課題の重みは等しい.
2. 後期については,複数の部品から構成される3次元モデル作成のレポートを50%とする。ただし,前期・後期それぞれの成績評価で60点以上でなければならない.
3. 図面作成には思ったよりも時間を要するので,計画的に取組み,提出期限を厳守すること.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.製図規則① |
製図における諸規則を理解する。
|
2週 |
1.製図規則② |
製作図の製図に欠かせない基本的な考え方や技術・手法を身に付ける。
|
3週 |
2.ボルト・ナットの製図① |
製図にあたっての注意事項および各部分の構造を理解し、主要寸法を決める。六角形とボルト・ナットの製図を作成する。
|
4週 |
2.ボルト・ナットの製図② |
六角形とボルト・ナットの製図を作成する。
|
5週 |
3.フランジ式軸継ぎ手の設計・製図① |
製図にあたっての注意事項および各部分の構造を理解し、主要寸法を決める。図を作成する。
|
6週 |
3.フランジ式軸継ぎ手の設計・製図② |
フランジ式軸継ぎ手の図を作成する、
|
7週 |
3.フランジ式軸継ぎ手の設計・製図③ |
フランジ式軸継ぎ手の図を作成する、
|
8週 |
3.フランジ式軸継ぎ手の設計・製図④ |
図の不備を修正し、完成させる。
|
2ndQ |
9週 |
4.ラジアルすべり 軸受けの設計・製図 (1)構想図の作成① |
製図にあたっての注意事項および各部分の構造を理解し、主要寸法を決める。
|
10週 |
(1)構想図の作成② |
正面図を作成する。
|
11週 |
(1)構想図の作成③ |
構想図を完成させる。
|
12週 |
(1)構想図の作成④ |
構想図の不備を修正する。
|
13週 |
(2)部品図の作成① |
その他の部品図を作成する。
|
14週 |
(2)部品図の作成② |
その他の部品図を作成する。
|
15週 |
(2)部品図の作成③ |
その他の部品図を作成する。
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
(3)構想図と部品図の不備の修正 |
ラジアルすべり軸受けの構想図・部品図の不備を修正し、完成させる。
|
2週 |
5.ねじ込み型玉形弁の設計・製図 (1)構想図の作成① |
製図にあたっての注意事項および各部分の構造を理解し、主要寸法を決める。
|
3週 |
(1)構想図の作成② |
正面図を作成する。
|
4週 |
(1)構想図の作成③ |
側面図を作成する。チェックシートを作成する。
|
5週 |
(1)構想図の作成④ |
構想図の不備を修正する。
|
6週 |
(2)部品図の作成① |
弁箱の部品図を作成する。
|
7週 |
(2)部品図の作成② |
弁箱以外の部品図を作成する。
|
8週 |
(2)部品図の作成③ |
弁箱以外の部品図を作成する。
|
4thQ |
9週 |
(2)部品図の作成④ |
部品図の不備を修正し、完成させる。
|
10週 |
(3)構想図と部品図の不備の修正 |
ねじ込み型玉形弁の不備を修正し、完成させる。
|
11週 |
2DCADの基礎 |
2DCADの概要について説明できる。簡単な図面作成手順を理解できる。
|
12週 |
車輪の図面の作成 |
車輪の図面を自分で作成できる。自動寸法を使用できる。
|
13週 |
腹帯、シリンダーの図面作成 |
腹帯とシリンダーの図面を作成できる。
|
14週 |
アーム2、シャベルの図面作成 |
アームとシャベルの図面を作成できる。
|
15週 |
シャーシ、アーム1、キャビンの図面作成。 |
シャーシ、アーム1、キャビンの図面を作成できる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 90 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 80 | 90 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |