電子回路

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電子回路
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 よくわかるディジタル回路 春日 健,電気書院
担当教員 春日 健

到達目標

①アナログ回路とディジタル回路について理解する.
②A/D変換,D/A変換について理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
アナログ回路,ディジタル回路およびA/D変換,D/A変換について学習する.
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分で実施する。期末試験は期末試験中に50分で実施する.
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする.
注意点:
信号の時間的変化を連続的にとらえて処理するアナログ回路とある電圧レベル以上の信号を1、それより小さな信号を0として扱うディジタル回路をよく理解する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ディジタル回路 ディジタル技術の基礎
2週 ディジタル回路 ディジタル回路の数表現
3週 ディジタル回路 基本論理回路
4週 ディジタル回路 ブール代数と基本論理演算
5週 ディジタル回路 組合せ回路
6週 ディジタル回路 情報を記憶する順序回路
7週 ディジタル回路 代表的な順序回路
8週 中間試験
4thQ
9週 アナログ回路 電子回路素子
10週 アナログ回路 増幅回路の基礎
11週 アナログ回路 いろいろな増幅回路
12週 アナログ回路 演算増幅器
13週 アナログ回路と
ディジタル回路
A/D変換
14週 アナログ回路と
ディジタル回路
D/A変換
15週 総合演習 まとめと演習問題
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。3
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
専門的能力専門的能力の実質化共同教育共同教育クライアント(企業及び社会)の要求に適合するシステムやプロセスを開発することができる。4
企画立案から実行するまでのプロセスを持続可能性の実現性を配慮して実行することができる。4
品質、コスト、効率、スピード、納期などに対する視点を持つことができる。4
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識・教養が、企業及び社会でどのように活用されているかを理解し、技術・応用サービスの実施ができる。4
地域や企業の現実の問題を踏まえ、その課題を明確化し、解決することができる。4
問題解決のために、最適なチームワーク力、リーダーシップ力、マネジメント力などを身に付けることができる。4
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などの必要性を理解できる。4
技術者として、生きる喜びや誇りを実感し、知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践創造的な活動を楽しむことを理解できる。4
技術者として、社会に対して有益な価値を提供するために存在し、社会の期待に十分応えられてこそ、存在の価値のあることを理解できる。4
企業人としても成長していく自分を意識し、継続的な自己研さんや学習が必要であることを理解できる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。4
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。4
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000