水力学Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 水力学Ⅰ
科目番号 0087 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 水力学、宮井善彦・木田輝彦・仲谷仁志、森北出版
担当教員 髙橋 章

到達目標

水・空気などの流体に関して、
①圧縮性、粘性などの性質がわかる。
②物体に作用する流体の圧力の計算ができる。
③物体に作用する流体の粘性力の計算ができる。
④流れの速度・流量の計算ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械工学の重要科目の1つである水力学の各内容について学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業中に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、小テストの成績を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
それぞれの方程式について、成立条件を良く理解して覚える。問題に対しては、流体がどのような条件の下にあるのか、何を求めるのかを良く把握する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 流体の性質(1) 流体の密度、比重、比体積
2週 流体の性質(2) 圧縮性と粘性
3週 流体の性質(3) 表面張力と毛管現象
4週 静止流体の力学(1) 大気による圧力、水による圧力
5週 静止流体の力学(2) 圧力の測定、U字管圧力計の計算
6週 静止流体の力学(3) 壁面に及ぼす液体の力
7週 前期中間試験
8週 静止流体の力学(4) 浮力
2ndQ
9週 静止流体の力学(5) 浮揚体、メタセンタ
10週 水力学の重要法則(1) 連続の式
11週 水力学の重要法則(2) オイラーの運動方程式
12週 水力学の重要法則(3) ベルヌーイの式
13週 水力学の重要法則(4) ベルヌーイの式の応用
14週 演習問題 浮力、連続の式、ベルヌーイの式
15週 総括的な演習 これまで学習した内容を再確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000