日本語

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本語
科目番号 0128 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリント教材使用(『新 中級から上級への日本語』鎌田修から抜粋)
担当教員 嶌 千明

到達目標

①既習の日本語を使い、自己の考えを的確に伝えるコミュニケーション能力を身に付ける。
②日本語の読解力を高め、中級から上級程度の日本語表現や語彙を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
説明文や記事などを題材にした長文読解教材を使用して、日本文化・社会問題に関する情報を与えながら、関連語彙・表現を習得させる。特に相手に分かりやすく伝えられるよう指導を行う。
授業の進め方・方法:
注意点:
これまでの日本語学習状況によって生じる格差や不足している部分を補うために、留学生が日常生活で感じた疑問点や関心事、ニュースなども教材として取り上げる。
語彙テスト、文法テスト、スピーチテスト70%、演習課題30%で総合的に評価し、60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題
2週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題
3週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題・文法テスト
4週 「環境のためにできること」 CO2削減について
5週 「環境のためにできること」 暮らしの無駄、自覚
6週 「環境のためにできること」 地球温暖化防止対策
7週 「環境のためにできること」 ワンガリン・マータイ『もったいない』
8週 「重要表現と語彙ドリル」 語彙練習問題・語彙テスト
2ndQ
9週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題
10週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題・文法テスト
11週 「食の共同性」 伝統的な食事を知る
12週 「食の共同性」 食は他社との共存の場
13週 「食の共同性」 コンビニが提供する「個食」
14週 「食の共同性」 日本の子どもの食事に関する調査
15週 「重要表現と語彙ドリル」 語彙練習問題・語彙テスト
16週
後期
3rdQ
1週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題
2週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題・文法テスト
3週 「笑いのちから」 喜怒哀楽が及ぼす心と体への影響
4週 「笑いのちから」 笑いの効能
5週 「笑いのちから」 自国の笑いの芸能
6週 「笑いのちから」 笑いの芸能「落語」
7週 「重要表現と語彙ドリル」 語彙練習問題・語彙テスト
8週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題
4thQ
9週 「重要表現と語彙ドリル」 文法練習問題・文法テスト
10週 スピーチ1 スピーチの流れ、効果的表現、非言語
11週 スピーチ2 スピーチの流れ、効果的表現、非言語
12週 スピーチ3 スピーチの流れ、効果的表現、非言語
13週 スピーチ4 スピーチの流れ、効果的表現、非言語
14週 スピーチ5 スピーチの流れ、効果的表現、非言語
15週 スピーチテスト スピーチテスト・フィードバック
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000