到達目標
①化学の基本計算ができる。
②状態変化、平衡、エネルギーなどを理解できる。
③無機物質の特性、利用について理解できる。
④有機化合物の分類を理解し、各グループの性質が説明できる。
⑤有機化合物の構造を理解し、各異性体の構造を書くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
化学的な事物・現象について基本的な概念や原理・法則の理解を深め、科学的な自然観を養う。
授業の進め方・方法:
試験は、前・後期の中間・期末ともに50分間で実施する。
定期試験70％、実験レポート・小テスト・授業への参加状況30％として評価する。60点以上を合格とする。
注意点:
物質の性質・製法・用途など、身近な生活の例に照らし合わせて理解することが大切である。また、ただ暗記するのではなく、考えて答えを導けるようにする。常に、「なぜ、そうなるのか」と問いかけることを忘れてはならない。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
溶液(1) |
固体および液体の溶解度とその計算
|
| 2週 |
溶液(2) |
気体の溶解度とその計算
|
| 3週 |
溶液(3) |
緩衝液・溶解度積とその計算
|
| 4週 |
溶液(4) |
コロイド
|
| 5週 |
溶液(5) |
蒸気圧降下・沸点上昇・凝固点降下とその計算
|
| 6週 |
溶液(6) |
浸透圧とその計算
|
| 7週 |
実験 |
希薄溶液の性質
|
| 8週 |
熱化学(1) |
物質の三態、状態変化とエネルギー
|
| 2ndQ |
| 9週 |
熱化学(2) |
状態変化・反応熱と熱化学方程式
|
| 10週 |
熱化学(3) |
ヘスの法則、結合エネルギー
|
| 11週 |
無機化学(1) |
水素と18族元素の単体とその化合物の性質
|
| 12週 |
無機化学(2) |
17族と16族元素の単体とその化合物の性質
|
| 13週 |
無機化学(3) |
15族と14族元素の単体とその化合物の性質、気体製法
|
| 14週 |
実験 |
ヘスの法則
|
| 15週 |
前期のまとめ |
|
| 16週 |
|
|
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
無機化学(4) |
1族および2族元素の単体とその化合物の性質
|
| 2週 |
無機化学(5) |
両性元素の単体とその化合物、錯イオンの性質
|
| 3週 |
無機化学(6) |
遷移元素の単体とその化合物の性質、イオンの検出
|
| 4週 |
有機化学(1) |
アルカン・アルケン・アルキン
|
| 5週 |
有機化学(2) |
アルコール・エーテル・アルデヒド・ケトン
|
| 6週 |
有機化学(3) |
カルボン酸・エステル・油脂・石けん
|
| 7週 |
実験 |
無機物質
|
| 8週 |
有機化学(4) |
元素分析、芳香族炭化水素の定義
|
| 4thQ |
| 9週 |
有機化学(5) |
フェノール類・芳香族カルボン酸の製法と性質
|
| 10週 |
有機化学(6) |
芳香族アミン・ジアゾ化合物の製法と性質
|
| 11週 |
有機化学(7) |
芳香族化合物の分離、合成洗剤
|
| 12週 |
有機化学(8) |
糖、アミノ酸と天然高分子化合物
|
| 13週 |
有機化学(9) |
合成高分子化合物
|
| 14週 |
実験 |
有機物質
|
| 15週 |
後期のまとめ |
|
| 16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 自然科学 | 化学実験 | 化学実験 | 実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。 | 3 | 前7,前14,後7,後14 |
| 事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。 | 3 | 前7,前14,後7,後14 |
| 測定と測定値の取り扱いができる。 | 3 | 前7,前14 |
| 有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。 | 3 | 前7,前14 |
| レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。 | 3 | 前7,前14,後7,後14 |
| ガラス器具の取り扱いができる。 | 3 | 前7,前14,後7,後14 |
| 基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。 | 3 | 前7,前14,後7,後14 |
| 試薬の調製ができる。 | 3 | |
| 代表的な無機化学反応により沈殿を作り、ろ過ができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 実験レポート | 小テスト・課題 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 70 | 10 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 70 | 10 | 10 | 10 | 0 | 0 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |