専門基礎(機械システム工学科)

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 専門基礎(機械システム工学科)
科目番号 0051 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 配布資料
担当教員 鄭 耀陽

到達目標

①今後機械工学を学ぶ上で必要となる数学,物理,力学の基礎を習得する.
②機械工作法Ⅰと同範囲の内容を理解する.
③材料学Ⅰと同範囲の内容を理解する.
④機械製図Ⅰ,Ⅱと同範囲の内容を理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械工学の位置づけがわかるように,機械工学の各分野を解説するとともに,今後学ぶ専門科目の導入部分を講義する.
授業の進め方・方法:
それぞれの授業で用いる教科書および配布資料による講義を中心とし、学力に応じてレベルを設定する。
注意点:
専門科目を履修する上で必要な基礎学力をしっかり身につけること.
各演習の成績を100%として,60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機械工学概要1 機械工学の専門分野概要
2週 機械工学概要2 機械工学の専門分野概要
3週 機械工学概要3 機械工学の専門分野概要
4週 機械工学概要4 機械工学の専門分野概要
5週 数学1 主に機械工学で使う数学
6週 数学2 主に機械工学で使う数学
7週 数学3 主に機械工学で使う数学
8週 数学4 主に機械工学で使う数学
2ndQ
9週 物理1 主に機械工学で使う物理
10週 物理2 主に機械工学で使う物理
11週 物理3 主に機械工学で使う物理
12週 物理4 主に機械工学で使う物理
13週 力学1 主に機械工学で使う力学
14週 力学2 主に機械工学で使う力学
15週 力学3 主に機械工学で使う力学
16週
後期
3rdQ
1週 材料学1 材料学に関する基礎知識
2週 材料学2 材料学に関する基礎知識
3週 材料学3 材料学に関する基礎知識
4週 材料学4 材料学に関する基礎知識
5週 材料学5 材料学に関する基礎知識
6週 機械工作法1 機械工作に関する基礎知識
7週 機械工作法2 機械工作に関する基礎知識
8週 機械工作法3 機械工作に関する基礎知識
4thQ
9週 機械工作法4 機械工作に関する基礎知識
10週 機械工作法5 機械工作に関する基礎知識
11週 機械製図1 機械製図に関する基礎知識
12週 機械製図2 機械製図に関する基礎知識
13週 機械製図3 機械製図に関する基礎知識
14週 機械製図4 機械製図に関する基礎知識
15週 年間まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野力学力は、大きさ、向き、作用する点によって表されることを理解し、適用できる。4
一点に作用する力の合成と分解を図で表現でき、合力と分力を計算できる。4
一点に作用する力のつりあい条件を説明できる。4
力のモーメントの意味を理解し、計算できる。4
偶力の意味を理解し、偶力のモーメントを計算できる。4
着力点が異なる力のつりあい条件を説明できる。4
重心の意味を理解し、平板および立体の重心位置を計算できる。4
速度の意味を理解し、等速直線運動における時間と変位の関係を説明できる。4
加速度の意味を理解し、等加速度運動における時間と速度・変位の関係を説明できる。4
運動の第一法則(慣性の法則)を説明できる。4
運動の第二法則を説明でき、力、質量および加速度の関係を運動方程式で表すことができる。4
運動の第三法則(作用反作用の法則)を説明できる。4
周速度、角速度、回転速度の意味を理解し、計算できる。4
向心加速度、向心力、遠心力の意味を理解し、計算できる。4
仕事の意味を理解し、計算できる。4
てこ、滑車、斜面などを用いる場合の仕事を説明できる。4
エネルギーの意味と種類、エネルギー保存の法則を説明できる。4
位置エネルギーと運動エネルギーを計算できる。4
動力の意味を理解し、計算できる。4
すべり摩擦の意味を理解し、摩擦力と摩擦係数の関係を説明できる。4
運動量および運動量保存の法則を説明できる。4
剛体の回転運動を運動方程式で表すことができる。4
平板および立体の慣性モーメントを計算できる。4

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力01000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000