到達目標
(前期)①小型モータの基本的な制御について理解できる.
(前期)②オペアンプの基本特性が理解でき,小型DCモータの基本的な制御が理解できる.
(前期)③トランジスタの基本特性と増幅回路について理解できる.
(前期)④電気抵抗の測定方法と特性について理解ができる.
(前期)⑤変圧器や誘導機の動作や特性について理解できる.
(後期)①機械工学に関する種々の装置の動作や測定原理を理解し、正確なデータ測定ができる。
(後期)②機械工学に関する各テーマの実験を通して、正しい報告書の作成ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。
| 到達目標の内容を実践で理解して
いる。 | 到達目標の内容を実践で理解して
いない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (D)
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学習・教育到達度目標 (E)
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学習・教育到達度目標 (F)
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教育方法等
概要:
(前期)電気工学に関する各テーマの実験を通して,各装置の動作や測定原理を理解する.また,グループ実習による応用回路設計・製作とその成果を発表する.
(後期)機械工学に関する各テーマの実験を通して、各装置の動作や測定原理を学習させる。また、実験装置や計測器の使い方、実験データのまとめ方などを学習させる。
授業の進め方・方法:
前期中間試験・前期期末試験は実施しない.後期中間試験・後期期末試験は実施しない.
(前期)ローテーション実験のレポート成績と応用演習の成績を総合的に評価し,60点以上を合格とする.
(後期)レポート60%、実験で得られたデータの精度等を40%として総合的に評価し,60点以上を合格とする.
注意点:
(前期)実習(実験)の目的や内容を正しく把握する.実験前の予習,および実験過程にも注意し,自主的に取り組むこと.グループ内の協力・連携を十分に行うこと.自学自習の確認方法―自学自習時間を利用して実験レポートを作成し,それを期限内に提出させる.
(後期)実験の目的や内容を正しく把握する。実験前の準備あるいは実験の過程にも注意し、自主的に実験に取り組むこと。実験報告書を指示された期日時刻までに遅延なく提出すること。自学自習の確認方法:報告書の内容で確認する
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実験ガイダンス |
指導書配布,レポートの提出方法,評価方法等の説明
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2週 |
ローテーション実験① |
直流モータ駆動回路の実験
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3週 |
ローテーション実験② |
オペアンプの実験
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4週 |
ローテーション実験③ |
トランジスタの静特性
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5週 |
ローテーション実験④ |
抵抗の測定
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6週 |
ローテーション実験⑤ |
変圧器の実験
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7週 |
ローテーション実験⑥ |
誘導電動機の実験
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8週 |
全体実験① |
トランジスタによるスイッチング
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2ndQ |
9週 |
全体実験② |
オペアンプを用いた信号処理
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10週 |
グループ演習 |
応用演習(1)
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11週 |
グループ演習 |
応用演習(2)
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12週 |
グループ演習 |
応用演習(3)
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13週 |
グループ演習 |
応用演習(4)
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14週 |
実験のまとめ |
補習実験等
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15週 |
実験のまとめ |
総合演習、レポート評価
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
材料試験(1) |
材料試験の種類、引張試験
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2週 |
材料試験(2) |
走査型電子顕微鏡を用いた組織観察
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3週 |
実験報告書作成と講評 |
材料試験に関する実験報告書の作成。 報告書の個別指導。
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4週 |
ワイヤ放電加工機による微細加工(1) |
加工原理と加工手順
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5週 |
ワイヤ放電加工機による微細加工(2) |
ワークの加工
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6週 |
実験報告書作成と講評 |
ワイヤ放電加工に関する実験報告書の作成。報告書の個別指導。
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7週 |
熱流体実験(1) |
断熱材の保温効果
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8週 |
熱流体実験(2) |
円管内速度分布と速度助走距離の測定
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4thQ |
9週 |
実験報告書作成と講評 |
熱流体に関する実験報告書の作成。 報告書の個別指導。
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10週 |
3D-CADシステムによる基本形状設計(1) |
CADシステムの概要、3次元形状の作製(押出)
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11週 |
3D-CADシステムによる基本形状設計(2) |
3次元形状の作製(回転)
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12週 |
実験報告書作成と講評 |
3D-CADシステムに関する実験報告書の作成。報告書の個別指導。
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13週 |
レシプロエンジンに関する実験(1) |
レシプロエンジン(1)
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14週 |
レシプロエンジンに関する実験(2) |
レシプロエンジン(2)
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15週 |
実験報告書作成と講評 |
メカトロニクスに関する実験報告書の作成。報告書の個別指導。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。 | 3 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 4 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 4 | |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | レポート | データ精度 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
総合的評価割合 | 0 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 50 |
前期 | 0 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 |
後期 | 0 | 15 | 10 | 0 | 0 | 0 | 25 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |