到達目標
①抵抗回路網、ダイオード、トランジスタ回路の特性計算ができること。
②論理ゲート回路、デジタルICの機能について説明できること。
③ワンボードマイコンが使用できるようになること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用
できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していな
い。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
メカトロニクスによる機械制御を構成する、電子回路(抵抗~ICまで)の個々の要素部品について学習し、応用CPUとして最新のワンボードマイコンについて理解する。
この科目は、企業で技術開発(大型計算機システムによる製鉄の各工程を統合する工程管理システムの構築及び転炉内部の熔鉄を攪拌させるためのアルゴンガスの流動特性並びにスターリングエンジンの開発研究)を担当した教員がその経験を活かし、電子系のメカトロニクス(例えば、フリップフロップ回路、計数回路等)について授業を行う。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、レポートを実施する。
定期試験80%課題20%とし、60点以上を合格とする。
注意点:
授業時間ごとの予習・復習も忘れないこと。 自学自習の確認方法 - 学習課題の回答内容で確認。
定期試験の成績を80%,自学自習課題の実施状況を20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
抵抗器 |
抵抗器の特性と種類、カラー抵抗の読み方
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2週 |
抵抗回路網の電流計算 |
キルヒホッフの第1法則と第2法則、電流源を含む回路網の計算方法
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3週 |
コンデンサーとRC積分回路 |
コンデンサーの特性、RC積分回路のステップ応答
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4週 |
ダイオード |
pn接合形ダイオードの整流特性と構造
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5週 |
発光ダイオード |
赤・緑・青色発光ダイオードの発光原理と特性
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6週 |
トランジスタ |
トランジスタの構造と性能、npn形トランジスタの電流増幅特性
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7週 |
前期中間試験 |
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8週 |
2進数と16進数、論理数学、論理ゲート回路 |
進数変換、真理値表、論理ゲート回路と組み合わせゲート回路とブール代数
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2ndQ |
9週 |
デジタルICの基礎 |
TTL-ICの種類と型名、74シリーズIC、C-MOSレベル、ファンアウトなど
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10週 |
デジタル回路の応用(1) |
フリップフロップ
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11週 |
デジタル回路の応用(2) |
カウンタ、計数回路、数字表示器
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12週 |
ステッピングモーターの駆動方法 |
ステッピングモーター専用ICでの回転方法
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13週 |
マイクロコンピュータの基礎(1) |
マイコンの構成、メモリ、アセンブリ言語
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14週 |
ワンボードマイコンArduino(1) |
ワンボードマイコンArduinoによる機械制御
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15週 |
ワンボードマイコンArduino(2) |
Arduinoによるステッピングモータの駆動方法
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16週 |
総括的な学習 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |