概要:
片持ちはりや両端支持はり等の基本的な問題の解法を通して、工業技術者として必須のはりの理論を中心に学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験は、授業時間中に50分間の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、小テストや課題の総点を20%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
機械の構造設計の根幹をなす基礎学問あることを念頭に置き、基本的な演習問題をできるだけ多く解くことにより、問題解決能力を身につけて欲しい。
課題のプリントにより自学自習を確認する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 荷重が作用した時の材料の変形を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
応力とひずみを説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
フックの法則を理解し、弾性係数を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
許容応力と安全率を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
両端固定棒や組合せ棒などの不静定問題について、応力を計算できる。 | 4 | 前12,前13 |
線膨張係数の意味を理解し、熱応力を計算できる。 | 4 | 前12,前13 |
引張荷重や圧縮荷重が作用する棒の応力や変形を計算できる。 | 4 | 前12,前13 |
ねじりを受ける丸棒のせん断ひずみとせん断応力を計算できる。 | 4 | 前12,前13 |
丸棒および中空丸棒について、断面二次極モーメントと極断面係数を計算できる。 | 4 | 前12,前13 |
軸のねじり剛性の意味を理解し、軸のねじれ角を計算できる。 | 4 | 前12,前13 |
はりの定義や種類、はりに加わる荷重の種類を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
はりに作用する力のつりあい、せん断力および曲げモーメントを計算できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
各種の荷重が作用するはりのせん断力線図と曲げモーメント線図を作成できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
曲げモーメントによって生じる曲げ応力およびその分布を計算できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
各種断面の図心、断面二次モーメントおよび断面係数を理解し、曲げの問題に適用できる。 | 4 | 前1,前2,前3 |
各種のはりについて、たわみ角とたわみを計算できる。 | 4 | 前4,前5,前6,前8 |
多軸応力の意味を説明できる。 | 4 | 前10,前11,前12 |
二軸応力について、任意の斜面上に作用する応力、主応力と主せん断応力をモールの応力円を用いて計算できる。 | 4 | 前12 |
部材が引張や圧縮を受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。 | 4 | 前13,前14 |
部材が曲げやねじりを受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。 | 4 | 前13,前14 |
カスティリアノの定理を理解し、不静定はりの問題などに適用できる。 | 4 | 前15 |