日本語

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本語
科目番号 0086 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリント教材使用(『新 中級から上級への日本語』鎌田修から抜粋)
担当教員 嶌 千明,髙野 克宏

到達目標

①既習の日本語を使って自己の考えを的確に伝えるコミュニケーション能力を身に付ける。
②日本語の読解力を高め、上級程度の日本語表現や語彙を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
説明文や記事などを題材にした長文読解教材を使用して、日本文化・社会問題に関する情報を与えながら、関連語彙を習得させる。また、相手に分かりやすく伝える話し方、構成を意識した話し方を習得させる。
授業の進め方・方法:
これまでの日本語学習状況によって生じる格差や不足している部分を補うために、留学生が日常生活で感じた疑問点や関心事、ニュースなども教材として取り上げる。
注意点:
前期試験、後期試験は実施しない。単元まとめテスト70%、演習課題30%で総合的に評価し、60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 スピーチ① 自分なりの考え、感想を分かりやすく伝える
2週 「働くということ」 仕事を選ぶ基準
3週 「働くということ」 任天堂の会社理念
4週 「働くということ」 日本で活躍する外国人社員
5週 「働くということ」 就職に関する意識調査
6週 「重要表現と語彙ドリル」 語彙の練習問題、語彙テスト+漢字テスト
7週 「重要表現と語彙ドリル」 文法の練習問題、文法テスト+漢字テスト
8週 スピーチ② スピーチの構成を意識し、分かりやすく伝える
2ndQ
9週 「日本語の多様性」 地方、年齢、性別による日本語表現の違い
10週 「日本語の多様性」 外国人作家が書く日本文学
11週 「日本語の多様性」 揺らぎ変化していく日本語
12週 「日本語の多様性」 言葉の「乱れ」「揺れ」に関するインタビュー
13週 「重要表現と語彙ドリル」 語彙の練習問題、語彙テスト+漢字テスト
14週 「重要表現と語彙ドリル」 文法の練習問題、文法テスト+漢字テスト
15週 スピーチ③ スピーチの構成を意識し、分かりやすく伝える
16週
後期
3rdQ
1週 面接質問①日本に来た理由 面接時の挨拶やマナー、話し方、自己分析、回答の作成
2週 面接質問①日本に来た理由 入室から退出までを面接形式での練習
3週 面接質問②将来の夢 面接時の挨拶やマナー、話し方、自己分析、回答の作成
4週 面接質問②将来の夢 入室から退出までを面接形式での練習
5週 面接質問③長所と短所 面接時の挨拶やマナー、話し方、自己分析、回答の作成
6週 面接質問③長所と短所 入室から退出までを面接形式での練習
7週 面接質問④失敗談 面接時の挨拶やマナー、話し方、自己分析、回答の作成
8週 面接質問④失敗談 入室から退出までを面接形式での練習
4thQ
9週 面接質問⑤頑張ったこと 面接時の挨拶やマナー、話し方、自己分析、回答の作成
10週 面接質問⑤頑張ったこと 入室から退出までを面接形式での練習
11週 面接質問⑤頑張ったこと 自己分析、大学についての研究
12週 面接質問⑤頑張ったこと 回答の作成のポイント、構成
13週 面接質問⑤頑張ったこと 入室から退出までを面接形式での練習
14週 面接試験の練習と復習 面接回答の見直し、面接時の挨拶やマナーのチェック
15週 面接試験 面接形式で全ての質問事項に答える
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000