到達目標
①人間社会(文化、芸術、生活様式など)と産業機械のあり方を認識した設計技術者を育成する。
②塑性加工産業の各加工法概要を勉強し、加工機設計の基本的な考え方を理解する。
③幾何公差など作図専門知識が駆使でき、設計現場で即戦力となる設計技術を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。 | 到達目標の内容を実践で理解している。 | 到達目標の内容を実践で理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B)
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学習・教育到達度目標 (D)
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学習・教育到達度目標 (E)
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教育方法等
概要:
産業機械(小型圧延機)の設計製図を通年で行う。5年間の製図の集大成として下記の関連科目学習の成果を駆使し、応用的な設計製図を行うことで、図面作成における実践的総合力を養う。
【関連科目】材料力学、機械力学、塑性加工学、熱力学、水力学、エネルギー工学、機械製図Ⅰ、機械製図Ⅱ、設計製図Ⅰ、設計製図Ⅱ
授業の進め方・方法:
・基本構想書、設計資料、プレゼン等の成績を総合的に評価し、60点以上を合格とする。
・前期評価を40%、後期評価を60%で評価する。
注意点:
①この科目は1月最後の授業日で修了するように、卒業研究の時間を部分的に借りて行います。
②産業機械は小型圧延機を題材にして、いくつかの圧延機仕様案を提示して選択する形式をとる。
・基本構想書、設計資料、プレゼン等の成績を総合的に評価し、60点以上を合格とする。
・前期評価を40%、後期評価を60%で評価する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
産業機械の設計説明(1) |
人間社会と産業機械の歴史とその未来
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2週 |
産業機械の設計説明(2) |
塑性加工の概要
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3週 |
産業機械の設計説明(3) |
圧延加工の概要と設計題材の紹介
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4週 |
技術文章作成法(1) |
Wordの相互参照やスタイルなど文章を管理する方法を駆使できる
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5週 |
技術文章作成法(2) |
Powerpointを使用して概念図を描くことができる.ベクトル形式の図を出力できる.
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6週 |
技術文章作成法(3) |
フォントなど機械系分野の論文に投稿可能なグラフを作成できる.
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7週 |
CAEの使い方 |
CAEで部品強度を計算できる
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8週 |
産業機械の設計(8週~30週) ・小型圧延機の基本構想書、設計計算書、注文仕様書、部品図、組立図、プレゼン資料等を作成する。 |
・8-12週:小型圧延機の基本構想書作成 (題材に対する圧延荷重、トルク、動力、構造案等検討)
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
13週:発表準備、基本構想書まとめ |
13週:発表準備、基本構想書まとめ
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14週 |
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15週 |
15週:設計コンセプト発表会(1人4分のプレゼン) |
15週:設計コンセプト発表会(1人4分のプレゼン)
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
16-17週:市販品の注文仕様書作成 |
16-17週:市販品の注文仕様書作成
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2週 |
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3週 |
18-21週:内製品の部品図作成 |
18-21週:内製品の部品図作成
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
22-25週:組立図作成 |
22-25週:組立図作成
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
26-28週:設計資料まとめ (設計計算書、注文仕様書、部品図、組立図等) |
26-28週:設計資料まとめ (設計計算書、注文仕様書、部品図、組立図等)
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12週 |
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13週 |
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14週 |
29週:発表準備、プレゼン資料作成 |
29週:発表準備、プレゼン資料作成
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15週 |
30週:設計作品発表会(1人4分のプレゼン) |
30週:設計作品発表会(1人4分のプレゼン)
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| (前期)課題 | (後期)課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
産業機械 | 40 | 60 | 100 |