情報工学特講

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 情報工学特講
科目番号 0109 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 Web上に用意するテキストを使用する.
担当教員 小泉 康一

到達目標

(1)ルータを設定し,小規模のネットワーク構築ができるようになる。
(2)ルータとスイッチを混合して設定し中規模のネットワーク構築ができるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
ルータを設定し,小規模のネットワーク構築ができるようになる。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
ルータとスイッチを混合して設定し中規模のネットワーク構築ができるようになる各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ネットワーク通信を行うためのデバイスであるルータとスイッチの設定方法について実践
的なシミュレーションにより学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験、期末試験ともに実施しない.その代わりに授業時間内に実技課題を実施する.
授業中に出すe-learningによる課題,小テスト(実技課題),授業に対する姿勢などを合わせて100%として総合的に評価し,60点以上を合格とする.この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,e-learningによる課題,小テストを実施する.
注意点:
受講希望者はあらかじめ授業説明会に参加し,事前学習の方法について確認しておく必要がある.その上で受講前に合計約一週間の自学自習を行い,指定した日に行うe-learningによる課題と試験をパスする必要がある.授業はすべてコンピュータを利用して実施する.ルータとスイッチはシミュレーションプログラムにより設定練習をする.学修時間確保のため集中講義実施期間中の授業外時間はすべて自学自習の時間とすること.
自学自習の確認方法:それぞれの授業日に実技課題を実施する

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業を受けるための環境準備
2週 ルータの設定演習1 ルータの基本設定
3週 ルータの設定演習2 ルータのパスワード設定
4週 ルータの設定演習3 ルータのIPアドレス設定
5週 実技課題1 ルータの初級の設定を一通りこなす
6週 ルータの設定演習4 スタティックルーティング
7週 ルータの設定演習5 ダイナミックルーティング
8週 ルータの設定演習6 ルータの設定に関する総合演習1
2ndQ
9週 実技課題2 ルータの中級の設定を一通りこなす
10週 スイッチの設定演習1 VLANの設定
11週 スイッチの設定演習2 VLAN間ルーティング
12週 スイッチの設定演習3 スイッチの設定に関する総合演習
13週 実技課題3 スイッチ,ルータの中級の設定を一通りこなす
14週 総合演習1 スイッチ,ルータの中級の設定の応用を含めた演習を行う
15週 総合演習2 スイッチ,ルータの中級の設定の応用を含めた演習を行う
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合09001000100
基礎的能力0200100030
専門的能力060000060
分野横断的能力010000010