到達目標
①ネットワークの基本概念を理解し、ネットワークを実際に構築するための基本的な技術について理解を深める。
②ネットワークプロトコルに関する理解を深め、ネットワーク技術者としての知識を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B)
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学習・教育到達度目標 (E)
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教育方法等
概要:
シスコ社の国際的ネットワーク技術者認定資格CCNAのカリキュラムを使い,ディジタル通信の基本原理を理解しコンピュータネットワークにおいてディジタル通信技術がどのように活用されているかについて学ぶ.
授業の進め方・方法:
中間試験,期末試験をあわせて70%,CCNAオンライン試験などの演習課題をあわせて30%として評価し,60点以上を合格とする.
中間試験は50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。再試験は課題をすべて期限内に提出できた学生で、規定の点数に達した者のうち、再試験日までに実施する数回の指導をすべて受けた者のみ受験できる。
注意点:
本講義を受講する場合は同時開講される通信工学IIも受講することを推奨する.
自学自習の確認方法:CCNAオンライン試験を定期的に実施する.
参考書
・ネットワークの基礎 CCNA1 教科書ガイド,翔泳社,ISBN4798114677
・ルータとルーティングの基礎 CCNA2 教科書ガイド,翔泳社,ISBN4798114669
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
CCNAコースの概要
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テキストへの接続方法、オンライン試験の受験方法、オンラインでの学習
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2週 |
パーソナルコンピュータのハードウェア |
ネットワークの数学
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3週 |
オペレーティングシステム
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ネットワーキング用語
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4週 |
ネットワークへの接続
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帯域幅・ネットワーキング モデル
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5週 |
ISP経由のインターネット接続 |
イーサネットの基礎
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6週 |
ネットワークアドレッシング |
イーサネットの動作
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7週 |
演習、試験
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10M,100M,1G,10Gそれぞれのイーサネット
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8週 |
ネットワークサービス
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イーサネット スイッチング
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4thQ |
9週 |
無線テクノロジー
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イーサネット ルーティング
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10週 |
基本的なセキュリティ
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ルータ,スイッチの動作について
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11週 |
ネットワークのトラブルシューティング |
TCP/IPの動作,TCPとUDPの違い
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12週 |
コースのまとめ
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通信制御とエラー訂正
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13週 |
演習
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演習問題
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14週 |
CCNA Discoveryオンライン試験 |
CCNA Discovery FINAL EXAMをオンラインで受験
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15週 |
総合演習
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授業全体のまとめ
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 4 | 後4 |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 4 | 後4 |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 4 | 後6 |
インターネットの概念を説明できる。 | 4 | 後6 |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 4 | 後6 |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 4 | 後12 |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 4 | 後12 |
評価割合
| 試験 | オンライン課題 | オンライン試験 | 受講態度 | | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 18 | 12 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 18 | 12 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |