英語Ⅳ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語Ⅳ
科目番号 0115 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 4
開設学科 電気工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Technologies of Today and Tomorrow (Cengage Learning) ; Essential Grammar in Use (Cambridge)
担当教員 小倉 恵実,ニコラス・ アンドリュー・アイビンズ

到達目標

①科学系・工学系の分野のトピックの英文の読解ができるようになり、また英語IIIまでに培った英文法の力に応用力をつける。
②あわせて、英会話の練習やリスニングによってTOEIC対策を行い、各学生が3年次よりも高いTOEICの点数を獲得できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英文読解英文読解が80%以上理解出来ている英文読解が60%以上理解出来ている英文読解が50%以下である
評価項目2 英会話英会話においてリーダーとして参加する英会話に積極的に参加する他のメンバーの助けを必要とする
評価項目3 英文法文法(構文・不定詞など)の80%以上の理解英文法が60%以上理解出来ている英文法の理解が50%以下である

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
①科学系・工学系の分野のトピックの英文の読解を通して、文法の基礎力を高める。
②英会話の練習によってTOEIC対策を行う。
授業の進め方・方法:
クラスを二つに分割し、それぞれを50分(英文読解:小倉)+50分(英文法及び英会話:ニコラス)の形式とする。英文読解では2週に1度ほど確認テストを行い、その結果を平常点に組み込むこととする。英文法および英会話では、学生を3~5名のグループに分け、英語でのプレゼンテーションを行う。
注意点:
より豊かな語彙力を付けるために、電子辞書の使用を推奨するが、困難な学生はスマートフォンに辞書アプリを入れることによって活用すること。確認テストは必ず受け、自分の理解力を知っておくこと。英会話においては積極的な参加や学習態度が評価されるため、率先して発言をすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Unit 1 Micro Air Vehicles (1) / 英会話 (読解)Unit 1の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英会話コミュニケーションの復習
2週 Unit 1 Micro Air Vehicles (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 1の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーションの基本
3週 Unit 2 Robot Doctors (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 2の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英会話で頻出する文法表現の理解
4週 Unit 2 Robot Doctors (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 2の全体における内容の把握
(会話)英会話の上での文法や構文の理解
5週 Unit 3 Solar Sails (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 3の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語での自己表現の方法の理解
6週 Unit 3 Solar Sails (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 3の全体における内容の把握
(会話)英語での日常会話の頻出する表現の理解
7週 前期中間試験返却 試験の返却と解説
8週 Unit 4 Space Tourism (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 4の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語でのプレゼンテーションの準備(1)
2ndQ
9週 Unit 4 Space Tourism (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 4の全体における内容の把握
(会話)英語でのプレゼンテーションの準備(2)
10週 Unit 5 The Alaska Pipeline (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 5の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語でのプレゼンテーションの準備(3)
11週 Unit 5 The Alaska Pipeline (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 5の全体における内容の把握
(会話)英語でのプレゼンテーションの準備(4)
12週 Unit 6 The Three Gorges Dam (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 6の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語でのプレゼンテーションの準備(5)
13週 Unit 6 The Three Gorges Dam (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 6の全体における内容の把握
(会話)英語でのプレゼンテーションの準備(6)
14週 Unit 7 The Magnet Fan (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 7の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語でのプレゼンテーション(前半グループ)
15週 Unit 7 The Magnet Fan (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 7の全体における内容の把握
(会話)英語でのプレゼンテーション(後半グループ)
16週 前期期末試験返却 / TOEIC試験準備 試験の返却と解説 / TOEICテストの実践形式での演習
後期
3rdQ
1週 Unit 8 The Panama Canal (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 8の前半部分の理解の周知徹底
(会話)前期プレゼンテーションの反省と添削
2週 Unit 8 The Panama Canal (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 8の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーションにおける会話表現
3週 Unit 9 Scramjets / 英会話 (読解)Unit 9の全体における内容の把握
(会話)状況に応じた英会話練習
4週 Unit 10 Rogue Waves (1) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 10の前半部分の理解の周知徹底
(会話)緊急時における英会話練習
5週 Unit 10 Rogue Waves (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 10の全体における内容の把握
(会話)英語文化圏での特殊な会話の用法
6週 Unit 11 Maglev Trains (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 11の前半部分における内容の把握
(会話)TOEICリスニングテストでの出題傾向と対策
7週 後期中間試験返却 / TOEIC試験準備 試験の返却と解説 / TOEICテストの実践形式での演習
8週 Unit 11 Maglev Trains (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 11の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーションの準備(1)
4thQ
9週 Unit 12 Kansai International Airport (1) / 英会話 (読解)Unit 12の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語プレゼンテーションの準備(2)
10週 Unit 12 Kansai International Airport (2) / 英会話 / 確認テスト
(読解)Unit 12の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーションの準備(3)
11週 Unit 13 The Pill Camera (1) / 英会話と英文法 (読解)Unit 13の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語プレゼンテーションの準備(4)
12週 Unit 13 The Pill Camera (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 13の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーションの準備(5)
13週 Unit 14 Fuel Cells / 英会話と英文法 / 確認テスト (読解)Unit 14の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーションの準備(6)
14週 Unit 15 Radio Frequency Identification (1) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 15の前半部分の理解の周知徹底
(会話)英語プレゼンテーション(前半グループ)
15週 Unit 15 Radio Frequency Identification (2) / 英会話 / 確認テスト (読解)Unit 15の全体における内容の把握
(会話)英語プレゼンテーション(後半グループ)
16週 後期期末試験返却 / TOEIC試験演習 試験の返却と解説 / TOEICテストの実践形式での演習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前2,後7
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前8,後8
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前9,後4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前13,後14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前14,後9
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前11,前16
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前3,前15
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前5,後10
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前12,後3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前4,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,後1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前6,後5
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前2,後8
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前10,後4
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3前9,後11
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3前11,後12
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前4,後16
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3前3,後13
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前1,後3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50201010100100
基礎的能力205222031
専門的能力205333034
分野横断的能力1010555035