到達目標
①コンピュータシステムの構成について説明できる.
②加算器,減算器の設計ができる.
③マイクロプロセッサのアーキテクチャについて説明できる.
④コンピュータネットワークの基礎技術について説明できる.
⑤高信頼コンピュータシステムの構成について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータシステムを構成するさまざまな装置と情報の流れを学習する.
授業の進め方・方法:
定期試験の成績を80%,課題と小テストの成績を20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする.
中間試験を実施する.期末試験を実施する.
注意点:
講義は集中して聴き,理解に努める.復習は必ず実施し,不明な点は授業の際に質問する.
参考書:英語で学ぶコンピュータ概論,春日,小泉,市川,本田他,(株)電気書院,よくわかるディジタル回路,春日 健,(株) 電気書院,ドリルと演習シリーズ ディジタル回路,春日 健,(株) 電気書院,安全・高信頼システムデザイン入門,鹿股 昭雄,春日 健,(株) 電気書院
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータシステムの構成1 |
CPU,メモリ,I/O
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2週 |
コンピュータシステムの構成2 |
取出しサイクル,解読・実行サイクル
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3週 |
ハードウェア構成 |
入出力,メモリ,演算,制御の各装置
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4週 |
ソフトウェア構成1 |
システムソフトウェア,応用ソフトウェア
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5週 |
ソフトウェア構成2 |
汎用コンピュータ,パーソナルコンピュータ
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6週 |
データ表現 |
基数変換,補数,浮動小数点表示
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7週 |
前期中間試験 |
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8週 |
ブール代数とディジタル回路1 |
論理積,論理和,否定,MOSトランジスタによる基本論理回路
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2ndQ |
9週 |
組合せ回路 |
論理回路の簡単化,加算器,エンコーダ
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10週 |
順序回路1 |
RSフリップフロップ,Dフリップフロップ
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11週 |
順序回路2 |
JKフリップフロップ,Tフリップフロップ,カウンタ
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12週 |
2進加算と2進減算 |
半加算器,全加算器,半減算器
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13週 |
直列加算器と並列加算器1 |
遅延回路,シフトパルス
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14週 |
直列加算器と並列加算器2 |
桁上げ先見加算器
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15週 |
加算器を用いた減算回路 |
2の補数回路
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
プロセッサのアーキテクチャ |
命令セットアーキテクテャ
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2週 |
データタイプ |
数値データ,けち表現,非数値データ
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3週 |
命令セット |
データ転送命令,演算命令,プログラム制御命令
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4週 |
アドレス指定方式1 |
絶対アドレス指定,相対アドレス指定
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5週 |
アドレス指定方式2 |
イミーディエイトアドレス指定
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6週 |
アドレス空間とセグメント |
物理アドレス,セグメント
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7週 |
後期中間試験 |
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8週 |
仮想記憶 |
スワップアウト,スワップイン,オーバーレイ
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4thQ |
9週 |
CISCとRISC |
基本命令セット,LSI向き
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10週 |
コンピュータの高信頼化要求 |
高度情報化社会,故障検出,静的冗長,動的冗長
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11週 |
信頼性工学の基礎概念 |
信頼度,故障率,MTBF,マルコフ過程
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12週 |
ディジタル回路の故障 |
障害と故障,縮退故障,ブリッジ故障,一時故障
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13週 |
フォールトトレラント設計 |
フォールトトレランスの原理と基礎概念
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14週 |
テスト技術 |
テストの重要性,経路活性化法
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15週 |
フェイルセイフ技術 |
鉄道・原子力発電所の制御システム
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |