到達目標
①オシロスコープ,各種計器を用いて,基本的な量を計測することができる.
②コンデンサ,コイル,抵抗,ダイオード等の基本的な回路素子の特性が説明できる.
③ロボットの基本的な制御方法について説明できる.
④論理回路ICやトランジスタを用いて簡単な回路を製作し動かすことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
オシロスコープや各種計器について | 内容を理解し、応用できる。 | 内容を理解している。 | 内容を理解していない。 |
回路素子の特性について | 回路素子の特性について内容を理解し、応用できる。 | 回路素子の特性について内容を理解している。 | 回路素子の特性について内容を理解していない。 |
ロボットの基本的な制御方法について | ロボットの基本的な制御方法について内容を理解し、応用できる。 | ロボットの基本的な制御方法について内容を理解している。 | ロボットの基本的な制御方法について内容を理解していない。 |
簡単な電子回路の作製について | 簡単な電子回路の作製について内容を理解し、応用できる。 | 簡単な電子回路の作製について内容を理解している。 | 簡単な電子回路の作製について内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電磁気現象,電気エネルギー,電気回路,論理回路,ロボット制御などの電気電子工学に関連する分野の基本的な事項について実験を行い,実験技術の修得と電気電子工学の基礎についての理解を深める.
授業の進め方・方法:
実験レポートの成績を80%(体裁10%・原理や手順等20%・実験結果40%・考察30%),実験実習の取り組み状況ならびに指導教員とのコミュニケーションを20%として評価し,60点以上を合格とする.未提出のレポートがある場合は評価を0点とする.
注意点:
講義等で学習した事柄を実験を通して体得できるように努める事が重要である.また事前に指導書の実験内容について充分予習し,指定されたテーマの実験日当日朝までに予備レポートを提出する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実験ガイダンス |
指導書配布,レポートの提出方法,評価方法の説明等
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2週 |
ブレッドボード実習 |
ブレッドボードの使用方法
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3週 |
ローテーション実験 |
電池の実験-1
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4週 |
ローテーション実験 |
電池の実験-2
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5週 |
ローテーション実験 |
ダイオードの電流電圧特性の測定-1
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6週 |
ローテーション実験 |
ダイオードの電流電圧特性の測定-2
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7週 |
総合演習 |
総合演習
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8週 |
ローテーション実験 |
ロボット制御基礎実習-1
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2ndQ |
9週 |
ローテーション実験 |
ロボット制御基礎実習-2
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10週 |
ローテーション実験 |
電気工学実習Ⅱ-1
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11週 |
ローテーション実験 |
電気工学実習Ⅱ-2
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12週 |
オシロスコープ実習1 |
オシロスコープの使用方法
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13週 |
オシロスコープ実習2 |
オシロスコープの使用方法
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14週 |
オシロスコープ実習3 |
オシロスコープの使用方法
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15週 |
総合演習 |
総合演習
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
実験ガイダンス |
指導書配布,レポートの提出方法,評価方法の説明等
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2週 |
ローテーション実験 |
論理回路の実験-1
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3週 |
ローテーション実験 |
論理回路の実験-2
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4週 |
ローテーション実験 |
変圧器の実験
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5週 |
ローテーション実験 |
単相交流電力,電力量の測定-1
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6週 |
ローテーション実験 |
単相交流電力,電力量の測定-2
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7週 |
総合演習 |
総合演習
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8週 |
ローテーション実験 |
マイコンによる組込みシステム開発実習の基礎-1
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4thQ |
9週 |
ローテーション実験 |
マイコンによる組込みシステム開発実習の基礎-2
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10週 |
ローテーション実験 |
太陽電池の実験
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11週 |
計測実習実験 |
負荷の力率測定と力率補正の実験
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12週 |
計測実習実験 |
RC回路、RL回路の周波数特性の測定
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13週 |
計測実習実験 |
論理回路による発振回路の作製
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14週 |
電子回路の作製実習 |
電子回路製作実験
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15週 |
総合演習 |
総合演習
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 4 | |
共振について、実験結果を考察できる。 | 4 | |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 4 | |
評価割合
| レポート | 取り組み状況 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |