概要:
電気電子工学に関するすべての実験において重要な“計測”についての基礎的事項を学ぶ。
授業の進め方・方法:
定期試験の成績を70%,課題演習の成績を20%,授業への取り組みを10%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
中間試験、期末試験は50分で実施する。
注意点:
電気回路基礎・実習,電気磁気学基礎の内容を理解しておくこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 4 | |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 4 | |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 4 | |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 4 | |
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 4 | |
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 4 | |
計測 | 計測方法の分類(偏位法/零位法、直接測定/間接測定、アナログ計測/ディジタル計測)を説明できる。 | 4 | 前3 |
精度と誤差を理解し、有効数字・誤差の伝搬を考慮した計測値の処理が行える。 | 4 | 前8 |
SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。 | 4 | 前2 |
計測標準とトレーサビリティの関係について説明できる。 | 4 | 前3 |
指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前6 |
倍率器・分流器を用いた電圧・電流の測定範囲の拡大手法について説明できる。 | 4 | 前3,前8 |
電圧降下法による抵抗測定の原理を説明できる。 | 4 | 前10 |
オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 4 | 前13 |