概要:
人文社会科学分野の内容を中心に、実践を通じてコミュニケーションスキル、情報収集・活用・発信力、論理的思考力の基礎を身につける。
授業の進め方・方法:
授業は毎回ごとにプリントを配付し、スキルや方法論の学習、与えられたテーマにつていの実習、実習成果の発表と討議を組み合わせて行う。
必要に応じて、グループでの学習、実習を行う。
第8週と第15週を目安に、授業内容の確認と課題の見直しを行う。
定期試験は実施しない。授業内容の記録、授業ごとに課される課題の成績を総合的に評価し、60点以上を合格とする。再試験は実施しない。
注意点:
授業は配布プリントを中心に進めるので、なくさずに必ずファイルする。
また、課題は指示された期限・様式などを厳守する。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
イントロダクション |
基礎知識の確認 実習の準備
|
2週 |
説明文の読解と記述1 文章(説明文)の基本ルール |
説明文の書き方の基本ルールを理解することができる。
|
3週 |
説明文の読解と記述2 ルールに沿った説明文の作成 |
与えられたテーマで説明文を書くことができる。
|
4週 |
説明文の読解と記述3 作成した説明文への合評会 |
他の人の説明文がルールに合っているか批評できる。
|
5週 |
論理的な文章1 テーマと問題意識 |
与えられたテーマに対して問題提起できる。
|
6週 |
論理的な文章2 文章の解釈方法 |
与えられたテーマに対して様々な解釈方法を活用できる。
|
7週 |
論理的な文章3 意見と論拠 討論の中での意見形成 |
自分の意見を理由とともに他人に分かりやすく伝えることができる。
|
8週 |
まとめ1 |
提出した課題の整理・見直し 学習内容の確認
|
2ndQ |
9週 |
問題解決の思考法1 問題の多面的な見方 |
一つの問題について多面的に考えられるようになる。
|
10週 |
問題解決の思考法2 問題解決方法の探求 |
与えられた問題の原因を発見できる。 問題の原因を踏まえたうえで、その解決方法を考えられる。
|
11週 |
問題解決の思考法3 問題解決方法の評価 |
自分の考えた原因とその解決方法を図や文章で説明できる。
|
12週 |
統計データの利用1 統計データの利用上の注意点、統計データの入手 |
統計データを利用する上での注意点(とくにデータ倫理、データの誤用・悪用)を理解して適切な統計データを入手することができる。
|
13週 |
統計データの利用2 統計データの読解と読解における表現 |
統計データから事実を読み取ることができる。読解した事実を的確な表現で他者に伝えることができる。
|
14週 |
統計データの利用3 問題発見・課題設定・課題解決のプロセス |
読解した事実から問題を発見し、課題を設定し、その課題について原因を踏まえた対策案を提示するプロセスを、実際の統計データを活用した事例をもとに理解できる。
|
15週 |
まとめ2 |
提出した課題の整理・見直し 学習内容の確認
|
16週 |
|
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前12,前13,前14 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前9 |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前11,前13,前14 |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | 前1,前4,前8,前15 |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | 前3,前4,前10,前12,前13,前14 |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前7,前10,前12,前13,前14 |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | 前3,前4,前6,前7,前10,前12,前13 |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | 前4,前6,前7,前11,前14 |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | 前3,前4,前7,前10,前13,前14 |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | 前3,前4,前7,前11,前13,前14 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 前4,前8,前15 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |