到達目標
①簡単なブール関数から論理回路が設計できる。
②if文,for文,二重ループを用いた簡単な処理のプログラムが自由に作れる。
③１次元配列、２次元配列を用いたプログラムが設計できる。
④グラフィック命令を用いて簡単なシミュレーションプログラムが設計できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 簡単なブール関数から論理回路が設計できる。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
| if文,for文,二重ループを用いた簡単な処理のプログラムが自由に作れる。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
| １次元配列、２次元配列を用いたプログラムが設計できる。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
| グラフィック命令を用いて簡単なシミュレーションプログラムが設計できる。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
Visual BASIC言語により様々な初歩のプログラミング技術とコンピュータアルゴリズムを学ぶ。さらにグラフィック命令を用いたプログラム、簡単なシミュレーションプログラムを理解する。前期の前半はブール代数の基礎も講義する。
授業の進め方・方法:
前期後期、中間試験、期末試験すべて試験を実施する。
定期試験の成績を70％、課題の総合点を30％として評価し60点以上を合格とする。すべての課題を後期最終授業時間までに提出し、その後の再試験事前指導を問題なく受講した者のみ再試験を受験できる。各課題について、既定の締切時間までに正当な形で提出しない場合、当該課題の成績を0点として、さらに全課題の総合点数を減点する。他人の内容を丸写しした課題を提出された場合は、発覚するごとに全課題の総合点数を大幅に減点する。
注意点:
コンピュータが実行可能な基本的な仕事の内容を理解し、簡単な問題に対してコンピュータプログラムを自由に作成できるようになる学生となることを授業の目的とする。
自学自習の確認方法：ほぼ毎週演習課題を出題する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
論理回路とブール代数1 |
AND、OR、NOT回路、論理式と論理回路
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| 2週 |
論理回路とブール代数2 |
ブール代数における重要な公式と法則
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| 3週 |
論理回路とブール代数3 |
論理式の簡単化、簡単な回路設計
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| 4週 |
コンピュータの構成 |
コンピュータのモデル、フローチャートとBASICプログラムとの対応
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| 5週 |
プログラム入力・実行 |
Visual BASICの概要と簡単なプログラムの入力，実行
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| 6週 |
判断を含む処理 |
フローチャート上の判断をif文でどう表現するか
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| 7週 |
前期中間試験 |
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| 8週 |
判断による繰り返し |
if文による繰り返し 繰り返し処理の原理理解
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| 2ndQ |
| 9週 |
For文による繰り返し |
if文繰り返しより簡単なfor文の使い方
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| 10週 |
配列データの合計・平均 |
配列データの合計、平均の計算アルゴリズム
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| 11週 |
配列データの最大値等 |
配列データの最大値、最小値、標準偏差の計算法
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| 12週 |
配列の応用 |
配列を用いた様々な応用プログラムの作成
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| 13週 |
２次元配列の使用法 |
２次元配列を用いる例と基本的な扱い方法について
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| 14週 |
２次元配列と簡単な処理 |
２次元配列を用いたプログラム作成、2重ループ
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| 15週 |
プログラミング演習 |
今まで得た知識を整理するための演習を行う
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| 16週 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
２次元配列の応用 |
２次元配列を用いた応用プログラム
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| 2週 |
グラフィック命令 |
グラフィック命令を用いて基本図形を描く
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| 3週 |
グラフィック命令応用1 |
y=f(x)のグラフを描くプログラム等の作成
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| 4週 |
グラフィック命令応用2 |
モンテカルロ法とシミュレーションプログラム
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| 5週 |
関数、サブプロシージャ |
関数プロシージャ、サブプロシージャの基本概念
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| 6週 |
関数の再帰呼び出し1 |
再帰呼び出し関数の基本概念
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| 7週 |
後期中間試験 |
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| 8週 |
関数の再帰呼び出し2 |
ハノイの塔パズルを最短で解くアルゴリズム
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| 4thQ |
| 9週 |
関数の再帰呼び出し3 |
再帰呼び出し関数の応用プログラム
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| 10週 |
ソーティング1 |
バブルソートアルゴリズム
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| 11週 |
ソーティング2 |
バブルソートアルゴリズム
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| 12週 |
ソーティング3 |
クイックソートアルゴリズム
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| 13週 |
ソーティング4 |
クイックソートアルゴリズム
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| 14週 |
プログラミング総合演習1 |
今までの知識を応用しプログラムを設計する
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| 15週 |
プログラミング総合演習2 |
今までの知識を応用しプログラムを設計する
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| 16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 3 | 前5 |
| プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 2 | 前5 |
| 変数の概念を説明できる。 | 3 | 前5 |
| データ型の概念を説明できる。 | 3 | 前6 |
| 制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 3 | 前6 |
| 制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 3 | 前6 |
| 与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | 前13 |
| ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | 前13 |
| 与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 2 | 前13 |
| 主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 2 | 後14 |
| ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 2 | 後14 |
| プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。 | 2 | 後1 |
| 主要な計算モデルを説明できる。 | 2 | 後1 |
| 要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 2 | 後10 |
| 要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。 | 2 | 後10 |
| 要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。 | 2 | 後10 |
| 要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。 | 2 | 後10 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |