到達目標
①原子の構造が理解できる。
②電子の波動性について理解できる。
③固体の構造が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電子の性質を理解し、原子の構造や固体の構造について学習する。
授業の進め方・方法:
この科目は学修単位科目のため、事前、事後の学習として、演習や小テストを実施する。
定期試験の成績を70%、演習や小テストの成績を30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
中間試験および期末試験は50分で実施する。再試験は総合成績が40点以上60点未満の者にのみ受験を許可する。
注意点:
電子工学を学ぶ上で基礎となる物理学、化学および数学を十分に理解しておくこと。
授業ごとの予習・復習を忘れないこと。
自学自習の確認方法:演習や小テストを定期的に実施し、確認する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電子とその性質① |
電子の電荷と質量
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2週 |
電子とその性質② |
相対性理論と電子の質量
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3週 |
原子の構造① |
水素原子のスペクトル、ボーアの水素原子理論
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4週 |
原子の構造② |
量子数
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5週 |
原子の構造③ |
不確定性原理、ド・ブロイ波
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6週 |
原子の構造④ |
シュレディンガーの波動方程式
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7週 |
総合演習 |
これまでの内容の総括
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8週 |
分子の構造① |
分子の構造
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4thQ |
9週 |
分子の構造② |
熱運動、平均自由行程
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10週 |
固体の構造① |
X線回折と結晶構造
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11週 |
固体の構造② |
空間格子
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12週 |
固体の構造③ |
エネルギー帯
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13週 |
金属の電気的特性① |
導電率
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14週 |
金属の電気的特性② |
電子放出
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15週 |
総合演習 |
これまでの内容の総括
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子工学 | 電子の電荷量や質量などの基本性質を説明できる。 | 4 | |
エレクトロンボルトの定義を説明し、単位換算等の計算ができる。 | 4 | |
原子の構造を説明できる。 | 4 | |
パウリの排他律を理解し、原子の電子配置を説明できる。 | 4 | |
結晶、エネルギーバンドの形成、フェルミ・ディラック分布を理解し、金属と絶縁体のエネルギーバンド図を説明できる。 | 4 | |
金属の電気的性質を説明し、移動度や導電率の計算ができる。 | 4 | |
真性半導体と不純物半導体を説明できる。 | 4 | |
半導体のエネルギーバンド図を説明できる。 | 4 | |
pn接合の構造を理解し、エネルギーバンド図を用いてpn接合の電流―電圧特性を説明できる。 | 4 | |
バイポーラトランジスタの構造を理解し、エネルギーバンド図を用いてバイポーラトランジスタの静特性を説明できる。 | 4 | |
電界効果トランジスタの構造と動作を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |