確率・統計

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 確率・統計
科目番号 0083 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新 確率統計 高遠 節夫 ほか5名著 大日本図書、新 確率統計 問題集 高遠 節夫 ほか5名著 大日本図書
担当教員 廣瀬 大輔

到達目標

① 確率の定義と性質を理解し、事象の確率を計算することができる。
② いろいろな確率分布について理解し、適用することができる。
③ データの整理ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
確率・統計の基本的な考え方について学ぶ。
授業の進め方・方法:
中間試験と期末試験を実施する。
定期試験の成績70%、課題・小テストなどの総点を30%で総合的に評価し、60点以上を合格とする。
ただし、新型コロナウイルスの影響により学校での定期試験実施が困難な場合は、その分の成績を課題などで代える場合がある。
注意点:
予習、復習を欠かさない。教科書の問・練習問題を必ず解くこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1次元のデータ 度数分布、代表値と標本
2週 1次元のデータ 散布度、母集団と標本
3週 2次元のデータ 相関、回帰直線
4週 確率の定義と性質 確率の定義と基本性質
5週 いろいろな確率 条件つき確率と乗法定理
6週 いろいろな確率 事象の独立
7週 いろいろな確率 反復試行
8週 いろいろな確率 問題演習
4thQ
9週 いろいろな確率 ベイズの定理
10週 確率変数と確率分布 確率変数と確率分布
11週 確率変数と確率分布 二項分布
12週 確率変数と確率分布 ポアソン分布
13週 確率変数と確率分布 連続型確率分布
14週 確率変数と確率分布 正規分布
15週 確率変数と確率分布 問題演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学1元連立1次不等式を解くことができる。3
基本的な2次不等式を解くことができる。3
無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
関数のグラフと座標軸との共有点を求めることができる。3
三角比を理解し、三角関数表を用いて三角比を求めることができる。一般角の三角関数の値を求めることができる。3
通る点や傾きから直線の方程式を求めることができる。3
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。3
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。3
行列の和・差・数との積の計算ができる。3
行列の積の計算ができる。3
導関数の定義を理解している。3
微積分の基本定理を理解している。3
定積分の基本的な計算ができる。3
置換積分および部分積分を用いて、定積分を求めることができる。3
いろいろな関数の偏導関数を求めることができる。3
2重積分を累次積分になおして計算することができる。3
基本的な変数分離形の微分方程式を解くことができる。3
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。3
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。3
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。3
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。3

評価割合

試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000