日本語表現法

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 0083 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『大学生のための日本語表現実践ノート(改訂版)』(風間書房)
担当教員 渡部 裕太

到達目標

・内容が明解で読みやすい文章を書くことができる。
・自分の考えや意思を他人に向けて適切に表現することができる。
・相手と場面に合わせた適切な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1相手と場面に合わせた適切な文章表現を臨機応変に使うことができる。相手と場面に合わせた適切な豊饒表現ができる。相手と場面に合わせた文章表現ができない。
評価項目2内容が明解で読みやすい文章を書くことができる。内容の明解な文章を書くことができる。内容の明解な文章を書くことができない。
評価項目3自分の考えや意思、自分のアピールポイントを他人に向けて表現できる。自分の考えや意思を他人に向けて表現できる。自分の考えや意思を他人に向けて表現できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・3年生までに身につけた知識を確認し、その実践的な使い方について学ぶ。
・翌年度の就職活動、編入学試験の準備で必要になる書類の書き方、相手方との適切な連絡の仕方(手紙など)について学ぶ。
授業の進め方・方法:
・テキストを元に授業を行う。演習形式を多く行う。
・ウェブ等による課題の提出を行う。
・定期試験の成績を60%、課題の提出等を40%として評価し、60点以上を合格とする。中間試験は実施しない。期末試験は50分のテストを実施する。
注意点:
・課題は指定された形式で期限までに必ず提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
同音異義語・同訓異字語
テキストの問題演習を行い、正しい言葉の使い方を理解できる。
2週 四字熟語 テキストの問題演習を行い、正しい言葉の使い方を理解できる。
3週 慣用表現・ことわざ・故事成語 テキストの問題演習を行い、正しい言葉の使い方を理解できる。
4週 不適切な表現の添削 テキストおよびプリントの問題演習を行い、正しい言葉の使い方を理解できる。
5週 文の構造・読点の打ち方 テキストおよびプリントの問題演習を行い、正しい言葉の使い方を理解できる。
6週 敬語の正しい用法 テキストおよびプリントの問題演習を行い、正しい敬語の使い方を理解できる。
7週 手紙、挨拶文の執筆。 基本的な手紙の作法を知り、礼状を書くことができる。
8週 手紙、挨拶文の執筆。 基本的な手紙の作法を知り、礼状を書くことができる。
4thQ
9週 エントリーシート、志望動機の作成 就職で求められるエントリーシートおよび大学編入学出願に必要な志望動機の書き方について理解できる。
10週 エントリーシート、志望動機の作成 就職で求められるエントリーシートおよび大学編入学出願に必要な志望動機の書き方について理解できる。
11週 エントリーシート、志望動機の作成 就職で求められるエントリーシートおよび大学編入学出願に必要な志望動機の書き方について理解できる。
12週 エントリーシート、志望動機の作成 就職で求められるエントリーシートおよび大学編入学出願に必要な志望動機の書き方について理解できる。
13週 面接の練習 面接時の基本的な作法、準備の仕方について理解することができる。
14週 面接の練習 面接者と面接官双方の立場で面接の練習をすることができる。
15週 テストの返却と解説 日本語運用に関する自分の問題点を理解し、今後の学習に役立てることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。1後12
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後15
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後7,後8,後9,後10,後11,後12
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3後7,後8,後9,後10,後11,後12
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後9,後10,後11,後12
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3後13,後14
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後13,後14
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後13,後14
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3後13,後14

評価割合

試験課題授業内の取り組み合計
総合評価割合603010100
基礎的能力50101070
専門的能力1020030