概要:
4年間の学習の成果を基に、4年次の創作実習に引き続き、担当教員の指導により学生の興味と好ましい資質の進展をはかり、探索的な学習を通してデザイン能力と問題解決能力を育成する。
授業の進め方・方法:
卒業研究中間発表会および最終発表会において卒業研究の成果を発表する。また、最後に卒業研究報告書を作成して提出する。
研究遂行能力40%、報告書の内容40%、中間発表会および卒業研究最終発表会プレゼンテーションを20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
中間試験、期末試験はともに実施しない。
毎週、既定の様式の実施報告書に週ごとの活動内容を記載し、ひと月につき1枚分の実施報告書を作成する。次の月のはじめに指導教員に確認していただき確認印をいただくこと。
最後にすべての月の実施報告書を、卒業研究報告書の電子データとともに提出する。
注意点:
受動的な学習態度ではなく、問題を自ら探して見つけるような積極的かつ自発的な取り組みが特に望まれる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 後15 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | 後15 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | 後15 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | 後15 |
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。 | 4 | |
交流回路論における諸現象について実験を通して理解する。 | 4 | |
過渡現象について実験を通して理解する。 | 4 | |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
共振について、実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
半導体素子の電気的特性の測定法を習得し、実験を通して理解する。 | 4 | |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 4 | 後15 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 4 | 後15 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 4 | 後15 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | 後15 |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 4 | 後15 |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。 | 4 | |
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。 | 4 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 4 | 後15 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 4 | 後15 |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 4 | 後15 |