電気事業を運営するために必要な情報を知る。電気事業法に基づく公開されている情報を知る。電気事業の情報を活用したビジネスを知る。これらの情報を活用した地域や社会の課題を解決するアイデアを創出する。
概要:
電気事業に関わる情報を理解すると共に、情報を活用した地域や社会の課題を解決するアイデアを創出する。この科目は、電力企業の技術管理従事者が、その実務経験を活かし、電力情報についてグループワークを中心とした授業を行う。
授業の進め方・方法:
課題に対して,グループディスカッションにより検討および結果についてプレゼンテーションを実施する。その内容により評価をする。
調査報告書の内容や提出状況を70%、各週の取り組み状況を30%で評価し、60点以上を合格とする。定期試験は実施しない。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後の学習について、取り組み状況の報告などにより確認する。
注意点:
電力経営と合わせた受講をすること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 水力発電の原理について理解し、水力発電の主要設備を説明できる。 | 2 | |
火力発電の原理について理解し、火力発電の主要設備を説明できる。 | 2 | |
原子力発電の原理について理解し、原子力発電の主要設備を説明できる。 | 2 | |
その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。 | 2 | |
電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて説明できる。 | 4 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 4 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 4 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 4 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 4 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 4 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 4 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 4 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 4 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 4 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 4 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 4 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 4 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 4 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 4 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 4 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 4 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 4 | |