概要:
電気工学に関する基礎科目及び専門科目で履修した各種原理とその応用を実験で確認し,さらに技術の発展に寄与する手法を習得する.
授業の進め方・方法:
実験レポートの成績(体裁10%・原理や手順等20%・実験結果30%・考察30%・仮提出10%)および提出状況により評価し,60点以上を合格とする.この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習について,レポート提出による確認を実施する.
注意点:
講義で学習した原理と応用を実験で体得するように努めることが大切である.また,実験以前に指導書で学習しておくことが重要である.自学自習の確認方法-自学自習時間を利用して実験レポートを作成し,それを期限内に提出する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前14 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前14 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前14 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前14 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 前14 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 前14 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前14 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前14 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前14 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前14 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 前14,前16 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 4 | 前14,前16 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | 前14,前16 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | 前14,前16 |