到達目標
①ネットワークの基本概念を理解し、ネットワークを実際に構築するための基本的な技術について理解を深める。
②ネットワークプロトコルに関する理解を深め、ネットワーク技術者としての知識を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
ネットワークの基本概念を理解し、ネットワークを実際に構築するための基本的な技術について理解を深める。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
ネットワークプロトコルに関する理解を深め、ネットワーク技術者としての知識を身につける。 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (B)
説明
閉じる
学習・教育到達度目標 (E)
説明
閉じる
教育方法等
概要:
シスコ社の国際的ネットワーク技術者認定資格CCNAのカリキュラムを使い,ディジタル通信の基本原理を理解しコンピュータネットワークにおいてディジタル通信技術がどのように活用されているかについて学ぶ.
授業の進め方・方法:
中間試験は実施せず、その代わりにe-ラーニング教材によるオンライン課題によって成績評価を行う。期末試験は50分で実施する。試験成績を50%,CCNAオンライン試験などの演習課題をあわせて50%として評価し,60点以上を合格とする.再試験は授業内で実施するすべての課題を正当な方法で期限内に終了させ、総合成績が規定の点数に達した者のうち、再試験日までに実施する数回の指導をすべて受けた者のみ受験できる。この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,e-learningによる課題,小テストを実施する.
注意点:
本講義を受講する場合は同時開講される通信工学IIも受講することを推奨する.
自学自習の確認方法:CCNAオンライン試験を定期的に実施する.
参考書
・ネットワークの基礎 CCNA1 教科書ガイド,翔泳社,ISBN4798114677
・ルータとルーティングの基礎 CCNA2 教科書ガイド,翔泳社,ISBN4798114669
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
CCNAコースの概要
|
テキストへの接続方法、オンライン試験の受験方法、オンラインでの学習
|
2週 |
パーソナルコンピュータのハードウェア |
ネットワークの数学
|
3週 |
オペレーティングシステム
|
ネットワーキング用語
|
4週 |
ネットワークへの接続
|
帯域幅・ネットワーキング モデル
|
5週 |
ISP経由のインターネット接続 |
イーサネットの基礎
|
6週 |
ネットワークアドレッシング |
イーサネットの動作
|
7週 |
イーサネットの種類
|
10M,100M,1G,10Gそれぞれのイーサネット
|
8週 |
ネットワークサービス
|
イーサネット スイッチング
|
4thQ |
9週 |
無線テクノロジー
|
イーサネット ルーティング
|
10週 |
基本的なセキュリティ
|
ルータ,スイッチの動作について
|
11週 |
ネットワークのトラブルシューティング |
TCP/IPの動作,TCPとUDPの違い
|
12週 |
コースのまとめ
|
通信制御とエラー訂正
|
13週 |
演習
|
演習問題
|
14週 |
CCNA Discoveryオンライン試験 |
CCNA Discovery FINAL EXAMをオンラインで受験
|
15週 |
総合演習
|
授業全体のまとめ
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | オンライン課題 | オンライン試験 | 受講態度 | | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 30 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |