工業英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工業英語Ⅱ
科目番号 0003 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 リーディング科学英語―早く正確に読みこなすコツ, 小沢昭弥・山下正通・長 哲郎, 化学同人
担当教員 酒巻 健司

到達目標

①英語の科学論文を参考文献として読みこなすことができる読解力を養う。
②論文によくでてくる科学英語基礎表現(数字・式,グラフ,実験機器)を理解し,現場でつかわれる英語力を育成する。
③短く無駄がない<Concise>具体的<Concrete>正確<Correct>な3C英語を表現できる。
④科学英作文の課題演習により,英語のアタマを磨く。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自然科学の研究対象は普遍的な事実であり,その経過や成果は国際的である。本講義では,全世界で通用する科学英語において,科学者や技術者に必要な読解,語彙,ライティング,リスニング,発音,ディスカッション等の初歩を概説する。
授業の進め方・方法:
注意点:
日頃から,ネイティブスピーカーの会話を聞く,留学生と英語で会話,卒論で英語論文を輪読するなど,英語と身近に親しむこと。自学自習(学習単位)の確認方法は,課題プリントを配布し,それを定期的に提出させる。授業計画日程等に変更を要した際は,早めにその連絡に努めます。
定期試験成績を70%,課題を30%として,100点法の60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 科学専門用語,語彙 単語力,文法力,動詞の使い方の自己点検
2週 英語論文 読解法(1) 冠詞,抽象名詞の使い方
3週 英語論文 読解法(2) 過去・現在・現在完了形のニュアンスの違い
4週 英語論文 読解法(3) can,willの違い,確からしさをどう表現するか
5週 英語論文 読解法(4) withとbyの本当の意味,現在分詞,過去分詞
6週 英語論文 読解法(5) 決まり文句,論文独特表現,慣用表現
7週 中間試験 第7週に50分の試験を実施する
8週 その解説 解答例の配布と解説
2ndQ
9週 科学基礎表現(1) 数字・数式の読み方,図・表・グラフの読み方
10週 科学基礎表現(2) 時間,位置,方向,距離,色
11週 科学基礎表現(3) 科学機器・装置,記号,図形の読み方
12週 有名論文を読む(1) 主語と動詞の対応
13週 有名論文を読む(2) 英語論文を読解する
14週 有名論文を読む(3) ネイチャーのトピックスを英語で読む
15週 期末試験の解説,総括 解答例配布と解説,達成度の記載
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000