到達目標
①計算結果や実験結果についての妥当な表現が行えること.
②情報検索ができ,検索によって得られた情報の妥当性が評価できること.
③モデル分子を組み立て,分子軌道計算によるシミュレーションができること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。 | 到達目標の内容を実践で理解している。 | 到達目標の内容を実践で理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
計算手法を単に追うだけでなく,自分の実験などでも使える場面を想定して分子モデリング,反応計算を行う.また,実験データや計算データの取り扱い方,効果的な作図方法などについて学ぶ.
授業の進め方・方法:
注意点:
毎週課題を与えるので,遺漏なく提出すること.
演習課題およびレポートなどの成果物を80%,実技や平素の取り組みを20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする.
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
電子計算機の利用 |
電子計算機の外部構造と内部構造化学と情報の関わり
|
2週 |
データ処理技法(1) |
実験データと表計算
|
3週 |
データ処理技法(2) |
データ処理と効果的なグラフ化
|
4週 |
ネットワークの活用(1) |
オンラインデータベースとその利用
|
5週 |
ネットワークの活用(2) |
電子ジャーナルの利用・データ検索実習
|
6週 |
表現技法(1) |
理工系における基礎的な文章表現
|
7週 |
表現技法(2) |
理工系における基礎的な可視化表現
|
8週 |
分子モデリングと計算 |
計算環境の構築・MOPACの利用分子モデルと表示ソフトウェア
|
4thQ |
9週 |
構造解析と振動解析(1) |
分子の構造最適化とCO2の振動解析
|
10週 |
構造解析と振動解析(2) |
n-ブタンの回転障壁・MEP計算
|
11週 |
分子軌道計算 |
エチレン・ベンゼンのHOMO-LUMO
|
12週 |
反応計算(1) |
SN2反応のシミュレーション
|
13週 |
反応計算(2) |
SN2反応のシミュレーション
|
14週 |
励起状態計算 |
共役ポリエン類の励起エネルギーについてのシミュレーション
|
15週 |
まとめ |
第22~28週の授業内容に関する演習
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |