到達目標
①生体物質の生体内反応についてそのメカニズムも含めて理解できる。
②光合成と窒素固定、遺伝情報の発現についてそのメカニズムも含めて理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生命現象を分子レベルで化学的立場から追及する。具体的には、生体内反応(代謝)および遺伝等について学習する。
授業の進め方・方法:
中間および期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を100%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
生物学と化学(特に有機化学)が基礎となるので、十分に復習して内容を理解しておくこと。授業時間ごとの予習、復習も忘れないこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
酵素(1) |
酵素の基本的性質、酵素の種類、補因子
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2週 |
酵素(2) |
酵素の反応速度論、酵素反応の阻害
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3週 |
酵素(3) |
酵素活性の調節
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4週 |
代謝(1) |
解糖系
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5週 |
代謝(2) |
クエン酸回路
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6週 |
代謝(3) |
電子伝達系
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7週 |
代謝(4) |
エネルギー収支、代謝の調節
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8週 |
代謝(5) |
ペントースリン酸回路、糖新生
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2ndQ |
9週 |
代謝(6) |
脂質の分解と脂肪酸のβ酸化、脂質の生合成
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10週 |
代謝(6) |
窒素の固定、尿素回路
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11週 |
光合成(1) |
光合成電子伝達反応
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12週 |
光合成(2) |
二酸化炭素の固定
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13週 |
遺伝情報の発現(1) |
DNAの転写 -mRNAの合成-
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14週 |
遺伝情報の発現(2) |
遺伝暗号と転移RNA、mRNAの翻訳 -タンパク質の合成-
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15週 |
まとめ |
総復習
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 生物化学 | RNAの種類と働きを列記できる。 | 4 | 前13 |
コドンについて説明でき、転写と翻訳の概要を説明できる。 | 4 | 前14 |
酵素の構造と酵素-基質複合体について説明できる。 | 4 | 前1 |
酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について説明できる。 | 4 | 前1 |
補酵素や補欠因子の働きを例示できる。水溶性ビタミンとの関係を説明できる。 | 4 | 前1 |
解糖系の概要を説明できる。 | 4 | 前4 |
クエン酸回路の概要を説明できる。 | 4 | 前5 |
酸化的リン酸化過程におけるATPの合成を説明できる。 | 4 | 前6 |
嫌気呼吸(アルコール発酵・乳酸発酵)の過程を説明できる。 | 4 | 前4 |
各種の光合成色素の働きを説明できる。 | 4 | 前11 |
光化学反応の仕組みを理解し、その概要を説明できる。 | 4 | 前11 |
炭酸固定の過程を説明できる。 | 4 | 前12 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |