日本事情

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本事情
科目番号 0110 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 畑 薫里

到達目標

①日本社会で円滑な人間関係を築くために、日本人の発想や考え方について理解を深める。
②変化の早い現代社会を生きる上での共通の問題を考える。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
島国という地理的条件と厳しい自然環境や農耕民族社会が育んだ日本人独特のものの見方や価値観が、現代の日本語や日本人にどのように現れているかをさまざまな角度から考える。
授業の進め方・方法:
注意点:
日常の学校生活や日本人との交流の中で、時々感じるであろう違和感や疑問に対し、その背景にあるものを理解しようとする姿勢が必要
まとめテスト70%、課題作文30%として総合的に評価する

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日本の文化(1) 「縁起」とは
2週 日本の文化(2) 「察し」の文化
3週 日本の文化(3) 日本文化の起源
4週 日本の文化(4) 「主張」の文化と「和」の文化
5週 日本人の行動様式(1) 日本人のうなずき
6週 日本人の行動様式(2) 日本人の宗教観
7週 日本人の行動様式(3) ウチとソトとヨソ
8週 日本語の世界(1) 日本人の「すみません」
4thQ
9週 日本語の世界(2) オノマトペの使い分け
10週 異文化理解(1) 文化の多様性
11週 異文化理解(2) 言語と国民性
12週 生命と倫理(1) 尊厳死という選択
13週 生命と倫理(2) 脳死をめぐって
14週 まとめテストと課題作文
15週 まとめテストと作文の反省
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を認識している。3
社会における技術者の役割と責任を説明できる。3
現代社会の具体的な諸問題を題材に、自ら専門とする工学分野に関連させ、技術者倫理観に基づいて、取るべきふさわしい行動を説明できる。3
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。3
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3
過疎化、少子化など地方が抱える問題について認識し、地域社会に貢献するために科学技術が果たせる役割について説明できる。3
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。3
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。3
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。3
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。3
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。3
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。3

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000