有機化学演習

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 有機化学演習
科目番号 0112 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 有機化学演習 -基礎から大学院入試まで-、山本、伊与田、豊田、東京化学同人
担当教員 梅澤 洋史

到達目標

①有機化学に関する基礎的な知識を習得する。
②基本的な有機反応の反応機構を理解し、応用できる。
③有機化合物の構造決定法を理解し、応用できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前半は有機化学I、後半は有機化学IIおよび機器分析の内容を基礎的な問題を中心に、解説を交えながら問題演習を行う。
授業の進め方・方法:
中間試験は実施しない。期末試験は50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を60%、小テストの総点を40%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
忘れている部分は有機化学の教科書を読むなどして復習すること。有機化学は演習問 題を解くことにより内容を深く理解でき、応用できるようになる。自分で問題を解くこと。自学自習の確認方法-教科書等から課題を出し、その範囲に関する小テストを行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 有機化学の基礎 結合と構造、酸と塩基
2週 アルカンとシクロアルカン 命名法、アルカンの反応、立体配座、幾何異性
3週 アルケンとアルキン 命名法、アルケン、アルキンの反応
4週 芳香族化合物 命名法、芳香族化合物の反応
5週 立体化学 RS表記法、Fischer投影式
6週 ハロゲン化アルキル 命名法、ハロゲン化アルキルの合成、ハロゲン化アルキルの反応
7週 アルコール、フェノール、エーテル 命名法、アルコール、フェノール、エーテルの合成と反応
8週 アルデヒドとケトン 命名法、アルデヒドとケトンの合成、反応
4thQ
9週 カルボン酸とその誘導体 命名法、カルボン酸とその誘導体の合成、反応
10週 スペクトルによる構造解析(1) 赤外分光法、核磁気共鳴分析法等による構造解析
11週 スペクトルによる構造解析(2) 赤外分光法、核磁気共鳴分析法等による構造解析
12週 スペクトルによる構造解析(3) 赤外分光法、核磁気共鳴分析法等による構造解析
13週 カルボニル化合物のα置換と縮合 α水素の酸性度、カルボニル基のα位での置換反応
14週 アミン 命名法、アミンの合成、反応
15週 期末試験の解説 これまでの学習事項の復習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000