創造実験実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 創造実験実習Ⅰ
科目番号 0036 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 化学・バイオ工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント使用
担当教員 天野 仁司

到達目標

①自分の手でモノを作り出すことの楽しさを理解すること。
②実習した技術を元に、小型の電動車を製作して競技を行えること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実際に動く装置を製作するために必要な電子回路や機械工作に関する知識を、実習を行いながら教授する。
授業の進め方・方法:
中間試験は実施しない。期末試験は(50分)の試験を実施する。
記録会の成績70%、実技・課題8%、アイデア・デザイン6%、定期試験16%で評価する。
学習内容が、実技中心であることから、原則として遠隔授業には対応できないが、遠隔授業になった場合は、家庭で学習できる教材に変更して授業を実施する場合がある。
注意点:
技術と知識をバランスよく学び、ものづくりの楽しさを体感して欲しい。また、卒業研究等で、実験装置を自作するための基本的な工作法を習得して欲しい。
ただし、新型コロナウイルスの影響により渡日できない留学生については、作品製作に代えて、別途課題を課し、期末試験相当の遠隔試験を行う場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実習の進め方・実習工場の使用規則
2週 工作基礎(1) 材料の切断法
3週 電子回路(1) データシートの見方、電子部品の特性と使い方
4週 工作基礎(2) 穴明け&ねじ切り
5週 電子回路(2) 無安定マルチバイブレータ
6週 工作基礎(3) 設計製図・工作部材の名称と用途
7週 電子回路(3) モーターの速度制御
8週 工作応用(1) 課題製作
2ndQ
9週 工作応用(2) 課題製作
10週 工作応用(3) 課題製作
11週 工作応用(4) 課題製作
12週 工作応用(5) 課題製作
13週 総合調整 作品の整備・調整
14週 記録会及び発表会(1)
新型感染症対策のため、記録会のみを行う場合がある
課題競技のためのマシン調整
15週 競技会及び発表会(2)
新型感染症対策のため、記録会のみを行う場合がある
対戦型競技のためのマシン調整
(新型感染症対応の場合:課題競技のためのマシン調整)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。4
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。4
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。4
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。4
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。4
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。4

評価割合

試験記録会の成績実技・課題アイデア・デザインポートフォリオその他合計
総合評価割合16708600100
基礎的能力16708600100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000