到達目標
①実際の研究・開発・生産の現場で行われている方法論を理解する。
②実際の研究・開発・生産の現場で行われている各種の操作技術を修得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標の内容を実践で理解し,応用できる。 | 到達目標の内容を実践で理解している。 | 到達目標の内容を実践で理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (A)
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学習・教育到達度目標 (B)
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教育方法等
概要:
実際の研究・開発・生産の現場で行われている基礎的な手法を実習する。
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない。
レポート・作品等を70%、平素の成績を30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。ただし、遠隔授業になった場合は、異なる教材を使用する場合がある。
注意点:
注意事項を厳守し、実験の過程を詳細に記録するとともに、講義で学ぶ理論と関連付けて学習すること。自学自習時間を利用して実験の予習を行い、実験・実習レポートを作成し、それを期限内に提出する。また、予習と習熟度は授業期間内で確認する。実験は3週を1セットとし、実験課題グループA~Dを実施する。実施する順番は受講する学生によって異なる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
実験内容の解説 |
原理、及び装置の操作法の習得
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2週 |
実験内容の解説 |
原理、及び装置の操作法の習得
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3週 |
A: 核酸とタンパク質の解析1 |
生体物質の化学的性質を利用した単離性製法の理解
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4週 |
A: 核酸とタンパク質の解析2 |
生体物質の電気泳動による解析法の理解
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5週 |
A: 酵素の取り扱い |
酵素反応の至適条件の理解
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6週 |
B: 微生物の探索と培養 公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業 広野町における未利用資源の探索と資源化(みかんプロジェクト)の教育プログラムとして広野町でサンプル採集を行う予定である。予算状況やプジェクトの進行状況により変更もあり得る。詳細は授業前に説明する。 |
微生物の探索方法、滅菌と無菌操作を用いた微生物の培養について理解する
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7週 |
B: 微生物の培養と取り扱い1 |
微生物の培養方法と取り扱いについて理解する
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8週 |
B: 微生物の培養と取り扱い2 |
微生物の培養方法と取り扱いについて理解を深める
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2ndQ |
9週 |
C: 種々の流体系単位操作計算実習 |
計算理論の理解と修得
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10週 |
C: 機械系単位操作実習(粉粒体のハンドリング),多相系分離単位操作実習(蒸留・濾過等) |
機械系単位操作の概論の理解とその一部の実習・体得
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11週 |
C: 種々の移動現象関連単位操作計算実習 |
移動現象論をベースにした単位操作計算の原理の理解と修得
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12週 |
D: 流体系単位操作実習(流量・流速計測等) |
流体系単位操作に関連する諸理論の習熟とその応用能力の寛容
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13週 |
D: 多相系分離単位操作実習(蒸留・濾過等) |
多相系分離単位操作の理論の理解とその一部の実習・体得
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14週 |
D:種々の移動現象関連単位操作実習(伝熱等) |
移動現象論をベースにした単位操作計算の原理の理解と修得,実習による体得
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15週 |
総復習 |
学習事項の要点確認
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野【実験・実習能力】 | 物理化学実験 | 温度、圧力、容積、質量等を例にとり、測定誤差(個人差・器差)、実験精度、再現性、信頼性、有効数字の概念を説明できる。 | 4 | |
化学工学実験 | 流量・流速の計測、温度測定など化学プラント等で計測される諸物性の測定方法を説明できる。 | 4 | |
液体に関する単位操作として、特に蒸留操作の原理を理解しデータ解析の計算ができる。 | 4 | |
流体の関わる現象に関する実験を通して、気体あるいは液体の物質移動に関する原理・法則を理解し、物質収支やエネルギー収支の計算をすることができる。 | 4 | |
生物工学実験 | 滅菌・無菌操作をして、微生物を培養することができる。 | 4 | |
適切な方法や溶媒を用いて、生物試料から目的の生体物質を抽出し、ろ過や遠心分離等の簡単な精製ができる。 | 4 | |
分光分析法を用いて、生体物質を定量することができる。 | 4 | |
クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。 | 4 | |
酵素の活性を定量的または定性的に調べることができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | レポート等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 70 | 0 | 30 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |