概要:
実際の研究・開発・生産の現場で行われている応用的な手法を実習する。
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない。
レポート・作品等を70%、平素の成績を30%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
ただし、遠隔授業になった場合は、異なる教材を用いる場合がある。
注意点:
注意事項を厳守し、実験の過程を詳細に記録するとともに、講義で学ぶ理論と関連付けて学習すること。自学自習時間を利用して実験の予習を行い、実験・実習レポートを作成し、それを期限内に提出する。また、予習は授業期間内で確認する。実験は3週を1セットとし、実験課題グループA~Dを実施する。実施する順番は受講する学生によって異なる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 後3,後4,後5 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 化学・生物系分野(実験・実習能力) | 化学工学実験 | 流量・流速の計測、温度測定など化学プラント等で計測される諸物性の測定方法を説明できる。 | 4 | |
液体に関する単位操作として、特に蒸留操作の原理を理解しデータ解析の計算ができる。 | 4 | |
流体の関わる現象に関する実験を通して、気体あるいは液体の物質移動に関する原理・法則を理解し、物質収支やエネルギー収支の計算をすることができる。 | 4 | |
生物工学実験 | 光学顕微鏡を取り扱うことができ、生物試料を顕微鏡下で観察することができる。 | 4 | |
適切な方法や溶媒を用いて、生物試料から目的の生体物質を抽出し、ろ過や遠心分離等の簡単な精製ができる。 | 4 | 後3,後4 |
クロマトグラフィー法または電気泳動法によって生体物質を分離することができる。 | 4 | 後3,後4 |