産業経済史

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 産業経済史
科目番号 0025 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業時に配布するプリントを教科書の代わりとする。
担当教員 川﨑 俊郎

到達目標

①日本の近代化について経済史を中心に理解する。
②近・現代史における諸外国と日本の関係を理解する
③統計数値を利用して歴史的事実を説明できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
明治以降の日本について産業、経済とこれに関連する技術の分野から概観する。
授業の進め方・方法:
注意点:
授業は配布プリントを中心に進めるので、なくさずに必ずファイルする。
定期試験の成績を100%として評価し、60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前近代化の日本 近代経済成長
18~19世紀の日本と欧米
2週 明治維新と殖産興業 明治維新
殖産興業政策の意義とその限界
3週 産業化の時代1 日本の産業革命、日清戦争、日露戦争
4週 産業化の時代2 国際比較でみた日本の産業化
5週 第一次世界大戦と大戦景気 第一次世界大戦が与えた影響
6週 二重構造 重化学工業化と二重構造
7週 世界恐慌 日本の貿易構造、近隣貧窮化政策
8週 第二次世界大戦 統制経済、大東亜共栄圏の経済
2ndQ
9週 戦後復興 戦後改革、GATT・IMF体制と日本
10週 朝鮮戦争から高度経済成長へ 朝鮮特需、戦後の国際関係と貿易
11週 高度経済成長1 高度経済成長の特色、所得倍増計画
12週 高度経済成長2 高度経済成長の影響
石油危機とドルショック
13週 安定成長期 冷戦構造と経済成長
アジア諸国との関係変化
14週 経済統計からみた日本の近代化 通時的な統計資料による授業理解
15週 まとめ 近代経済成長後の日本
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
社会や自然環境に調和した産業発展に向けた現在までの取り組みについて理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
公民哲学者の思想に触れ、人間とはどのような存在と考えられてきたかについて理解できる。4
諸思想や諸宗教において、自分が人としていかに生きるべきと考えられてきたかについて理解できる。4
諸思想や諸宗教において、好ましい社会と人間のかかわり方についてどのように考えられてきたかを理解できる。4
民主政治の基本的原理、日本国憲法の成り立ちやその特性について理解できる。4
資本主義経済の特質や財政・金融などの機能、経済面での政府の役割について理解できる。4
現代社会の政治的・経済的諸課題、および公正な社会の実現に向けた現在までの取り組みについて理解できる。4
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。4
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。4
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。4
環境問題、資源・エネルギー問題、南北問題、人口・食糧問題といった地球的諸課題とその背景について理解できる。4
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000