概要:
廃棄物問題・大気汚染問題・騒音振動問題の基礎的な知識を習得し,建設業を志す者にとって必要となる環境を配慮する視点を養う.
授業の進め方・方法:
中間試験として授業時間中に50分間の試験を実施する.期末試験として50分間の試験を実施する
定期試験の成績80%,自学自習課題の成績20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする
注意点:
社会の動向に意識を向け,自分自身が関わる問題として授業や自学自習に取り組むこと.宿題をもとに自学自習を行うこと.自学自習の確認方法:提出された宿題の内容で評価する.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 環境問題の歴史を理解している。 | 4 | |
地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨を理解している。 | 4 | |
熱帯林の減少、砂漠化・土壌劣化、野生性生物の種の減少、海洋汚染を理解している。 | 4 | |
化学物質の管理、有害物質の越境問題を理解している。 | 4 | |
開発途上国の環境問題を理解している。 | 4 | |
物質循環を理解している。 | 4 | |
地球資源問題を理解している。 | 4 | |
環境容量を説明できる。 | 4 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 4 | |
過去に生じた公害の歴史とその内容(環境要因と疾病の関係)について、説明できる。 | 4 | |
水の物性、水の循環を説明できる。 | 4 | |
水質指標を説明できる。 | 4 | |
水質汚濁の現状を説明できる。 | 4 | |
水質汚濁物の発生源と移動過程を説明でき、原単位、発生負荷を含めた計算ができる。 | 4 | |
水域生態系と水質変換過程(自浄作用、富栄養化、生物濃縮等)について、説明できる。 | 4 | |
水質汚濁の防止対策・水質管理計画(施策、法規等)を説明できる。 | 4 | |
水道の役割、種類を説明できる。 | 4 | |
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。 | 4 | |
水道施設(取水・導水・浄水・送水・配水・給水等)を理解している。 | 4 | |
浄水の単位操作(凝集・沈澱凝集等)を理解している。 | 4 | |
浄水の単位操作(濾過・殺菌等)を理解している。 | 4 | |
高度処理を理解している。 | 4 | |
下水道の役割と現状、汚水処理の種類について、説明できる。 | 4 | |
下水道の基本計画と施設計画、下水道の構成を説明でき、これに関する計算ができる。 | 4 | |
生物学的排水処理の基礎(好気的処理)を説明できる。 | 4 | |
下水処理施設の設計を理解き、かつ計算できる。 | 4 | |
高度処理を理解している。 | 4 | |
汚泥処理・処分について、説明できる。 | 4 | |
大気汚染の現状と発生源を理解している。 | 4 | |
大気汚染の現状と発生源を説明できる。 | 4 | |
大気汚染による人体・動植物への影響を理解している。 | 4 | |
大気汚染と気象を理解している。 | 4 | |
大気汚染物質の濃度予測を理解している。 | 4 | |
大気汚染物質の除去方法を理解している。 | 4 | |
大気汚染の防止対策(施策、法規等)を理解している。 | 4 | |
悪臭を理解している。 | 4 | |
音の基礎(音波、音圧、波長など)を説明できる。 | 4 | |
音の尺度と騒音の評価を説明できる。 | 4 | |
騒音の発生源と現状について、説明できる。 | 4 | |
騒音による人体への影響を理解している。 | 4 | |
騒音の伝搬と予測を説明でき、計算できる。 | 4 | |
騒音の測定方法と計算方法を理解し、測定値から騒音評価ができる。 | 4 | |
施策、法規などによる騒音の防止対策を理解している。 | 4 | |
廃棄物の発生源と現状について、説明できる。 | 4 | |
廃棄物の収集・処理・処分について、説明できる。 | 4 | |
廃棄物の減量化・再資源化について、説明できる。 | 4 | |
廃棄物対策(施策、法規等)を説明できる。 | 4 | |
環境影響評価の目的を説明できる。 | 4 | |
環境影響評価の現状(事例など)を説明できる。 | 4 | |
環境影響指標を説明できる。 | 4 | |
リスクアセスメントを説明できる。 | 4 | |
ライフサイクルアセスメントを説明できる。 | 4 | |
溶解度について理解している。 | 4 | |
化学平衡について理解している。 | 4 | |
反応速度について理解している。 | 4 | |
反応速度を理解し、計算ができる。 | 4 | |
熱力学を理解し、計算ができる。 | 4 | |
生態系の構造と機能を説明できる。 | 4 | |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 4 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 4 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 4 | |
生命資源と資源の獲得を理解している。 | 4 | |
微生物の定義(分類、構造、機能等)を理解している。 | 4 | |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 4 | |
エネルギー獲得機構を理解している。 | 4 | |
増殖速度、収率を理解している。 | 4 | |
酵素反応速度を理解している。 | 4 | |
自由エネルギーを理解している。 | 4 | |
土壌汚染の現状を説明できる。 | 4 | |
浄化と修復方法を理解している。 | 4 | |
土壌汚染対策理解している。 | 4 | |
環境倫理を説明できる。 | 4 | |
ヒートアイランドを理解している。 | 4 | |
大気汚染を理解している。 | 4 | |
水環境を理解している。 | 4 | |
廃棄物を理解している。 | 4 | |
環境と森林の関係を理解している。 | 4 | |
森林生態系と自然環境保全を理解している。 | 4 | |