概要:
建設構造物の計画・設計・施工に使用される主な材料について,その特性・性質・使用方法等について学習する。具体的には,鋼材およびコンクリート材料の基本的性質や種類・特性を理解するとともに,専門用語を修得する。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分間の試験を実施する。期末試験は50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を70%,課題(ノート提出)を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
工学上の基礎科目であるため暗記する事項が多い。普段の生活で目にする建設工事をよく観察し理解に努めること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料の特徴・分類を説明できる。 | 4 | |
材料の力学的性質及び物理的性質を説明できる。 | 4 | |
金属材料の分類を説明できる。 | 4 | |
金属材料の一般的性質を説明できる。 | 4 | |
鉄鋼製品の用途・規格を説明できる。 | 4 | |
セメントの概要、種類、製造、性質について理解している。 | 4 | |
セメントの概要、種類、製造、性質について説明できる。 | 4 | |
ポルトランドセメントを理解している。 | 4 | |
ポルトランドセメントを説明できる。 | 4 | |
混合セメントを理解している。 | 4 | |
混合セメントを説明でき、用途を選択できる。 | 4 | |
骨材の製造・種類・性質について説明できる。 | 4 | |
混和材料(混和材、混和剤等)を理解している。 | 4 | |
混和材料(混和材、混和剤等)を説明でき、設計・施工時の状況によって添加剤を選択できる。 | 4 | |
コンクリートの長所、短所について、説明できる。 | 4 | |
水セメント比、スランプ、ワーカビリティ、空気量を説明できる。 | 4 | |
フレッシュコンクリートの性質を説明できる。 | 4 | |
フレッシュコンクリートの性質を理解している。 | 4 | |
硬化コンクリートの性質を理解している。 | 4 | |
硬化コンクリートの性質を説明できる。 | 4 | |
ひびわれを理解している。 | 4 | |
ひびわれを説明できる。 | 4 | |
耐久性を理解している。 | 4 | |
耐久性を説明できる。 | 4 | |
各種コンクリートを理解している。 | 4 | |
各種コンクリートの特徴、用途について、説明できる。 | 4 | |
配合設計の手順を理解し、計算できる。 | 4 | |
製造・品質管理を説明できる。 | 4 | |
製造・品質管理を説明でき、各工程での管理結果を考察できる。 | 4 | |
施工を理解している。 | 4 | |
非破壊試験の基礎を説明できる。 | 4 | |
コンクリート構造物を構成する材料の性質を説明できる。 | 4 | |
鉄筋コンクリートの特徴を説明できる。 | 4 | |
複合材料としてのコンクリート構造を説明できる。 | 4 | |
一般構造細目を説明できる。 | 4 | |
限界状態設計法と許容応力度設計法を説明できる。 | 4 | |
使用限界状態を説明できる。 | 4 | |
コンクリート構造物の設計方法を理解している。 | 4 | |
コンクリート構造物の設計方法を説明できる。 | 4 | |
荷重の種類と構造解析を理解している。 | 4 | |
単鉄筋コンクリートはりを説明できる。 | 4 | |
複鉄筋コンクリートはりを理解している。 | 4 | |
曲げモーメントを受ける部材(使用限界状態)を説明でき、計算できる。 | 4 | |
曲げモーメントを受ける部材(終局限界状態)を説明でき、計算できる。 | 4 | |
T形はりを理解している。 | 4 | |
せん断を受ける部材を説明でき、計算できる。 | 4 | |
せん断応力(終局限界状態)を説明できる。 | 4 | |
軸力を受ける部材を説明できる。 | 4 | |
偏心を受ける部材を説明できる。 | 4 | |
柱の構造細目について説明できる。 | 4 | |
プレストレストコンクリートの特徴、分類について、説明できる。 | 4 | |
プレストレストコンクリートの基礎(使用限界状態・終局限界状態など)を理解している。 | 4 | |
プレストレストコンクリートの設計を理解している。 | 4 | |
コンクリート及び鋼材の劣化を説明できる。 | 4 | |
コンクリート構造物の維持管理の基礎を説明できる。 | 4 | |
コンクリート構造物の補修方法の基礎を説明できる。 | 4 | |