到達目標
①上水道の目的や役割を理解し,水道システムについて説明できる
②水道計画を理解し,これに関する簡単な計算ができる
③浄水処理の基本的な処理プロセスの役割や原理を説明できる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
上水道は生活に欠かすことの出来ない社会基盤であるとともに,水処理は様々が工業分野で必要とされる技術である。講義では,上水道の基本計画から処理技術までを取り扱う。一般的に,水処理は複数のプロセスを組み合わせることで一つのシステムを作り上げている。そのため様々な処理方法があるが,それぞれの目的や方法を理解し,上水道システム全体の理解につなげてもらいたい。
授業の進め方・方法:
講義の中で重要なことは板書をする。また,必要に応じて資料を配布したり,教科書の図やデータを利用して説明していく。中間試験として50分間の試験を実施し,期末試験として50分間の試験を実施する。
定期試験の成績80%,課題の成績20%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
この科目は学修単位科目のため,事前,事後の学習として,課題を実施する.
注意点:
ノートと教科書を準備して下さい。宿題をもとに自学自習をして下さい。疑問点はいつでも質問して下さい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
上水道の歴史と種類 |
上水道の歴史や、水道の種類を理解している。
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2週 |
基本計画 |
基本計画の内容や手順を理解している。
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3週 |
貯水施設 |
貯水施設の種類や水源問題を理解している。
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4週 |
取水施設・導水施設 |
取水や導水施設の機能や目的を理解している。
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5週 |
処理方法の選定 |
処理方法とその選定方法についている。
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6週 |
水質基準 |
浄水処理に必要な水質基準を理解している。
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7週 |
演習 |
上水道に関する基礎的な計算を理解する
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8週 |
膜処理法 |
膜処理法の原理を理解している。
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4thQ |
9週 |
緩速ろ過法 |
緩速ろ過法の原理を理解している。
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10週 |
凝集 |
凝集処理の原理を理解している。
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11週 |
沈殿 |
沈殿処理の原理を理解している。
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12週 |
急速ろ過法 |
急速ろ過法の原理を理解している。
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13週 |
高度処理 |
高度処理の目的や方法を理解している。
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14週 |
塩素処理 |
塩素処理の原理や副次的問題を理解している。
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15週 |
上水道の総まとめ |
これまでの学習を振り返り,整理する。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |