概要:
3年次の水理学の続きである。管水路流および開水路流を中心に工学的に基礎的で重要な流れについて学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分間の試験を実施する。期末試験は50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を70%,自学自習の課題を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
自学自習の確認方法:課題プリントを配布し,それを定期的に提出させる。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 水理 | 水理学で用いる単位系を説明できる。 | 4 | |
水の基本的な性質について説明できる。 | 4 | |
静水圧の表現、強さ、作用する方向について、説明できる。 | 4 | |
静水圧の測定の方法(マノメーター) について説明できる。 | 4 | |
水圧機(パスカルの原理)について説明できる。 | 4 | |
平面と曲面に作用する全水圧の大きさと作用点を計算できる。 | 4 | |
浮力と浮体の安定を計算できる。 | 4 | |
連続の式について理解している。 | 4 | |
連続の式について説明できる。 | 4 | |
完全流体の運動方程式(Eulerの運動方程式)を説明できる。 | 4 | |
ベルヌーイの定理を理解している。 | 4 | |
ベルヌーイの定理の応用(ベンチュリーメータなど) の計算ができる。 | 4 | |
ベルヌーイの定理の応用(自然現象、河川工学など) について説明できる。 | 4 | |
運動量保存則を理解している。 | 4 | |
運動量保存則の誘導について説明できる。 | 4 | |
比エネルギー、フルード数、常流と射流、限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)、跳水現象について、説明できる。 | 4 | |
各種の堰について理解している。 | 4 | |
比エネルギーおよび常流と射流について説明できる。 | 4 | |
限界水深(ベスの定理、ベランジェの定理)について説明できる。 | 4 | |
跳水現象について説明できる。 | 4 | |
層流と乱流について、説明できる。 | 4 | |
円管内の層流の流速分布(ハーゲン・ポアズイユの法則)を理解している。 | 4 | |
流体摩擦(レイノルズ応力、混合距離)を説明できる。 | 4 | |
平均流速を用いた基礎方程式、摩擦抵抗による損失水頭の実用公式、ムーディ図について理解している。 | 4 | |
摩擦抵抗による損失水頭の実用公式について説明できる。 | 4 | |
管水路の摩擦以外の形状損失水頭について理解している。 | 4 | |
管水路の摩擦以外の損失係数について説明できる。 | 4 | |
各種の管路の流れの計算ができる。 | 4 | |
開水路流れの基礎方程式について理解している。 | 4 | |
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について理解している。 | 4 | |
開水路の等流(平均流速公式、限界水深、等流水深)について説明できる。 | 4 | |
水理特性曲線と水理学的に有利な断面について理解している。 | 4 | |
開水路不等流の基礎方程式について理解している。 | 4 | |
開水路不等流の基礎方程式について説明できる。 | 4 | |
一様水路における不等流と背水曲線について理解している。 | 4 | |
一様水路における不等流と背水曲線について説明できる。 | 4 | |
文明社会と河川の利用について理解している。 | 4 | |
河川の管理と整備について説明できる。 | 4 | |
河川の分類と流域について、説明できる。 | 4 | |
河川における流れ作用と河道形状について理解している。 | 4 | |
水の循環、雨が降る仕組み、我が国の降雨特性について、説明できる。 | 4 | |
流出過程、流況曲線について理解している。 | 4 | |
水文量の観測方法を説明でき、流域平均雨量を計算できる。 | 4 | |
流出解析法について理解している。 | 4 | |
水文量の統計的性質について理解している。 | 4 | |
水害の特性とその変遷について理解している。 | 4 | |
河道計画の策定について理解している。 | 4 | |
河道およびダムによる洪水対策を説明できる。 | 4 | |
都市型水害と内水処理の対策について、説明できる。 | 4 | |
近年の渇水状況と降水の変化について理解している。 | 4 | |
日本の水資源の現況について、説明できる。 | 4 | |
河川における生態系の保全と復元について理解している。 | 4 | |
河川堤防・護岸・水制の役割について、説明できる。 | 4 | |
波の基本的性質について理解している。 | 4 | |
波の基本的性質について説明できる。 | 4 | |
津波と高潮の特徴を説明できる。 | 4 | |
河床形態、限界掃流力、掃流砂量公式、浮遊砂量公式、河床変動について理解している。 | 4 | |
感潮河川について理解している。 | 4 | |