概要:
情報処理1で学んだ内容を元に,建設環境分野で必要な統計処理技術やと応用プログラム技術を学習する.
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない.評価方法は60点以上を合格とし,課題(レポート)の提出および完成度,授業内容の理解度,授業に対する積極性などをもとに総合的に評価するが概ね以下のようにする.
可:レポート提出と学習状況,64点から60点
良:レポートを遅れずに提出と学習状況,79点から65点
優:良の内容に加え,アルゴリズムが優れていると判断した場合,100点から80点
注意点:
これまでに学習した情報処理の内容を復習しておくこと.授業には積極的に取り組むこと.疑問や不明な点は自ら調べたり質問するなど,そのままにしないこと.課題は計画的に進め,提出期限を厳守すること.自学自習の確認方法:課題の定期的な提出.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
ガイダンスとソフトウェア(開発環境)の使用方法(コンソールアプリ,フォームアプリの作成の仕方他)
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2週 |
プログラムの基礎(1) |
変数,式と算術演算子
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3週 |
プログラムの基礎(2) |
代入演算子,比較演算子,論理演算子
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4週 |
プログラムの基礎(3) |
配列
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5週 |
プログラムの基礎(4) |
制御構造 条件判断 if文
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6週 |
プログラムの基礎(5) |
制御構造 ループ構造
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7週 |
プログラムの基礎(6) |
プロシージャ
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8週 |
プログラムの基礎(7) |
構造体
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2ndQ |
9週 |
プログラムの基礎(8) |
ファイル処理
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10週 |
プログラムの復習(9) |
基礎統括
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11週 |
プログラムの応用(1) |
データの統計処理(1)度数分布,代表値
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12週 |
プログラムの応用(2) |
データの統計処理(2)平均値と標準偏差
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13週 |
プログラムの応用(3) |
データの統計処理(3)正規分布
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14週 |
プログラムの応用(4) |
データの統計処理(4)相関係数
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15週 |
プログラムの応用(5) |
データの統計処理(5)回帰直線
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
プログラムの応用その2(1) |
コンクリートの中性化推定ソフト開発 概要
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2週 |
プログラムの応用その2(2) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 ウィンドの作成
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3週 |
プログラムの応用その2(3) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 データの作成
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4週 |
プログラムの応用その2(4) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 処理の作成(1)
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5週 |
プログラムの応用その2(5) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 処理の作成(2)
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6週 |
プログラムの応用その2(6) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 処理の作成(3)
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7週 |
プログラムの応用その2(7) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 グラフの作成(1)
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8週 |
プログラムの応用その2(8) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 グラフの作成(2)
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4thQ |
9週 |
プログラムの応用その2(9) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 結果の出力
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10週 |
プログラムの応用その2(10) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 推定処理の追加(1)
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11週 |
プログラムの応用その2(11) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 推定処理の追加(2)
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12週 |
プログラムの応用その2(12) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 推定処理の追加(3)
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13週 |
プログラムの応用その2(13) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 推定結果の出力
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14週 |
プログラムの応用その2(14) |
コンクリートの中性化推定ソフト作成 デバック
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15週 |
まとめ |
総括
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |