到達目標
①社会生活における法的基礎知識の習得。
②ビジネスと関わりの深い法領域についての基礎知識の習得。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
基礎的能力 | 法学に関する基礎的用語を理解したうえで、適切に扱うことができる。 | 法学に関する基礎的用語を理解している。 | 法学に関する基礎的用語を理解できていない。 |
読解力 | 法律条文を読み、その法律の制定目的を含めて条文の意味を正しく理解することができる。 | 法律条文を読み、条文の意味を正しく理解している。 | 法律条文を読み、条文の意味を理解できていない。 |
論理的思考力 | 事実をもとに論理や考察を展開でき、結論に至る思考の過程を文章で他者に説明できる。 | 事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 事実をもとに論理や考察を展開できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
社会生活の中に存在する法律問題に対処するための法の基礎知識について解説する。
授業の進め方・方法:
中間試験は実施しない。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績100%で評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
授業中に配布されたプリント等は、必ずファイルすること。
また、課題・レポートは期限・様式などを厳守すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 法とは何か |
法と常識、規範としての法、条文の読み方
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2週 |
法と正義 |
法と正義、法と道徳の関係
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3週 |
法の体系 |
法秩序、成文法と不文法、公法と私法
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4週 |
法の適用と解釈 |
法適用のあり方と法解釈
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5週 |
人と法的能力 |
権利能力、行為能力、法律行為
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6週 |
暮らしと法 Ⅰ |
契約、信用と法
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7週 |
暮らしと法 Ⅱ |
不動産と法
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8週 |
家庭生活と法 Ⅰ |
婚姻、親子関係と親権
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2ndQ |
9週 |
家庭生活と法 Ⅱ |
相続と相続税
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10週 |
法と裁判 |
裁判制度、裁判員制度
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11週 |
トラブルと法 |
損害賠償、交通事故、製造物責任
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12週 |
雇用社会と法 Ⅰ |
雇用関係における最低基準
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13週 |
雇用社会と法 Ⅱ |
就業規則と労働協約、労働組合
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14週 |
企業倫理と法 |
会社法、コンプライアンス
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15週 |
憲法と基本的人権 |
憲法、基本的人権確立の歴史
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
読解力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
論理的思考力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |