施工法

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 施工法
科目番号 0126 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 建設施工,金子研一,森北出版
担当教員 鈴木 榮一

到達目標

・各種施工法の役割,施工手順,使用する施工機械を理解する。
・各種工事に対し,複数の案が提案でき比較することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
4年次開講の施工法で学んだ,各種工法に共通する施工技術(土留工,基礎工等)を応用し,各種構造物施工技術を学習する。
授業の進め方・方法:
中間,期末試験ともに50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を70%,課題を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
各種施工法の原理を理解することで,技術提案力を身につける。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 トンネル工事(1) トンネル工事の概要
2週 トンネル工事(2) 山岳トンネル
3週 トンネル工事(3) シールドトンネル
4週 トンネル工事(4) 開削トンネル,沈埋トンネル
5週 橋梁架設工事(1) 橋梁工事の概要
6週 橋梁架設工事(2) 鋼橋
7週 後期中間試験 50分の試験を実施する
8週 橋梁架設工事(3) コンクリート橋
4thQ
9週 ダム工事 フィルダム,コンクリートダム工事
10週 施工計画(1) 施工計画の概要
11週 施工計画(2) 施工計画の概要
12週 施工計画(3) 品質管理および出来形管理
13週 施工計画(4) 工程管理および安全管理
14週 構造物の維持管理 維持・補修工事
15週 まとめ 本講義のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野施工・法規工事執行までの各プロセスを説明できる。4
施工計画の基本事項を説明できる。4
品質管理、原価管理、工程管理、安全衛生管理、環境管理の仕組みについて、説明できる。4
建設機械の概要を説明できる。4
主な建設機械の作業能力算定法を説明できる。4
土工の目的と施工法について、説明できる。4
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。4
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。4
コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。4
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。4
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。4

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000