建設経営学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建設経営学
科目番号 0129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 建設マネジメント,馬場敬三,コロナ社
担当教員 鈴木 榮一

到達目標

建設経営に関わる仕組みや各種用語について理解し,説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
講義を通じて,品質管理,環境管理,施工管理,生産管理等の各種マネジメント技術について解説する。また,現在の我が国における建設産業を取り巻く問題について解説し,今後の公共事業の進め方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
中間,期末試験ともに50分間の試験を実施する。
定期試験の成績を70%,課題を30%として総合的に評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
関連科目で学んだことを良く復習して本講義に臨むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 建設経営の概要(1) 建設経営学の定義とその性質
2週 建設経営の概要(2) 建設経営学の必要性
3週 関連専門分野理論の導入 TQC理論,VE理論など
4週 建設組織機構 日米における建設組織機構の比較
5週 建設組織機構 CM方式
6週 建設事業の企画 建設事業の企画,計画,調査,設計
7週 前期中間試験 50分の試験を実施する
8週 施工計画 工事計画,見積り
2ndQ
9週 施工計画 入札
10週 施工管理 施工管理
11週 維持管理 維持管理および廃棄
12週 環境アセスメント 環境アセスメント
13週 国際規格 ISO9000,ISO14000
14週 建設業の抱える問題点 我が国における建設業の問題点
15週 総括 本講義のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野施工・法規工事執行までの各プロセスを説明できる。4
施工計画の基本事項を説明できる。4
品質管理、原価管理、工程管理、安全衛生管理、環境管理の仕組みについて、説明できる。4
建設機械の概要を説明できる。4
主な建設機械の作業能力算定法を説明できる。4
土工の目的と施工法について、説明できる。4
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。4
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。4
コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。4
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。4
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。4

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000