建設環境法規

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建設環境法規
科目番号 0132 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(R2年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 平成29年度版(最新版) 要点テキスト 1級土木施工管理技士 市ヶ谷出版社
担当教員 霜田 宜久

到達目標

①環境基本法、建設リサイクル法等の各法規について、基本的なしくみを理解する。
②土木法規について、2級土木施工管理技士試験問題範囲の内容を理解し、70%以上の正解ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
環境関連法に関する背景と社会の動向を把握し、概要について理解する。
建設関連法規を理解し、建設関連の法律の基礎知識を身に付ける。
授業の進め方・方法:
中間、期末試験ともに50分間の試験を実施する。
定期試験の結果を80%、適宜実施するミニテストを20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
随時小テストを実施するので、事業中もその対応ができるようにしておく。
新聞などをよく読み、社会問題になっていることやその背景を理解する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境関連1 公害の歴史、公害対策基本法等
2週 環境関連2 環境基本法・循環型社会形成法
3週 環境関連3 建設リサイクル法、各種リサイクル法等
4週 環境関連4 環境アセスメント法・地球温暖化
5週 建設関連1 労働基準法、労働安全衛生法
6週 建設関連2 道路関係法、河川法、建築基準法
7週 前期中間試験
8週 建設関連3 火薬取締法、騒音・振動規制法
2ndQ
9週 建設関連4 施工管理、建設機械
10週 建設関連5 工程管理、品質管理
11週 建設関連6 安全管理1
12週 建設関連7 安全管理2、環境保全
13週 建設関連8 河川・砂防
14週 建設関連9 道路・舗装
15週 総括
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画国土と地域の定義を説明できる。4
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。4
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。4
土地利用計画と交通計画について、説明できる。4
総合計画とマスタープランについて、説明できる。4
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。4
交通流調査(交通量調査、速度調査)、交通流動調査(パーソントリップ調査、自動車OD調査)について、説明できる。4
交通需要予測(4段階推定)について、説明できる。4
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。4
風景、景観と景観要素について、説明できる。4
都市の防災構造化を説明できる。4
土地区画整理事業を説明できる。4
市街地開発・再開発事業を説明できる。4
交通流、交通量の特性、交通容量について、説明できる。4
性能指標に関する道路構造令の概要を説明できる。4
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。4
二項分布、ポアソン分布、正規分布(和・差の分布)、ガンベル分布、同時確率密度関数を説明できる。4
重回帰分析を説明できる。4
線形計画法(図解法、シンプレックス法)を説明できる。4
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。4
施工・法規工事執行までの各プロセスを説明できる。4
施工計画の基本事項を説明できる。4
品質管理、原価管理、工程管理、安全衛生管理、環境管理の仕組みについて、説明できる。4
建設機械の概要を説明できる。4
主な建設機械の作業能力算定法を説明できる。4
土工の目的と施工法について、説明できる。4
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。4
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。4
コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。4
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。4
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。4

評価割合

試験ミニテスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000