情報基礎

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報基礎
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 都市システム工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新・情報の科学 日本文教出版 実践ドリルで学ぶOffice活用術 NOA出版 ポイント整理情報モラル 数研出版
担当教員 布施 雅彦

到達目標

①PC・モバイル端末等利用し、ネットを活用し日々コミュニケーション・学習ができる。
②情報社会の基礎知識や情報マナー・倫理を理解する。
③アプリケーションソフトを利用して基本的なドキュメント作成・計算・表現ができる。
④簡単なプログラミングができる。⑤タッチタイピングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
福島高専のICTシステムの活用および情報系科目の基礎となる事項を学習する。情報機器の利用上のマナー・基本操作,eラーニングの活用,オフィス系ソフトウェアの基本,プログラミングの基本を学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
課題は全力で取り組み、提出期限を守り必ず提出し,点数が低い場合は再提出して合格するまで取り組む.タイピングやコンピュータ操作は,日々様々な学習で活用し慣れることが大切で,予習・復習し習得する必要がある。
定期試験の成績を20%,課題・小テスト・タイピング80%として総合的に評価し60点以上を合格とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 学習の進め方、演習室の利用方法
2週 コンピュータ基礎(1) eメールの利用、Webの利用、タイピング
3週 コンピュータ基礎(2) eメールの応用(添付・圧縮)
4週 コンピュータ基礎(3) コンピュータの基本構成
5週 コンピュータ基礎(4) コンピュータの基本操作・ファイル構造
6週 情報倫理(1) 個人情報・著作権
7週 情報倫理(2) セキュリティー
8週 文書作成(1) ワードプロセシングの基礎
2ndQ
9週 文書作成(2) 写真・印刷
10週 文書作成(3) ビジネス文章のポイントと書き方
11週 文書作成(4) 表・インデント・ルビ・ページ番号等
12週 文書作成(5) レポート課題実習
13週 プレゼンテーション(1) 発表の基本
14週 プレゼンテーション(2) スライドの製作
15週 プレゼンテーション(3) スライドの製作
16週
後期
3rdQ
1週 表計算(1) 表計算の歴史と入力方法
2週 表計算(2) sum、average、max、minの他関数
3週 表計算(3) グラフ・データベース関数
4週 表計算(4) 演習課題1
5週 表計算(5) 演習課題2
6週 情報の基礎(1) 情報の単位、n進法
7週 情報の基礎(2) n進法の計算
8週 情報の基礎(3) 論理回路
4thQ
9週 情報の基礎(4) 演習
10週 プログラミング演習(1) フローチャート
11週 プログラミング演習(2) 順次・判断分岐・繰り返し
12週 プログラミング演習(3) 並び替え
13週 プログラミング演習(4) 演習・タイピング
14週 総合演習 演習・タイピング
15週 まとめ 試験答案返却・解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4
定数と変数を説明できる。4
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4
条件判断プログラムを作成できる。4
繰り返し処理プログラムを作成できる。4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20800000100
基礎的能力20800000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000